フィットネスの勧め 語句解説

日記 - 2018年 - 9月

 

9月25日(火) 「 ちょっと昨日の続きみたいになってしまうのだが… 」

 

 ちょっと昨日の続きみたいになってしまうのだが…。日常のちょっとしたプラスチックの補修なら、おそらくポリカプロラクトンは必要ないだろう。以下は、先日柄の部分を補修したハサミ (scissors) になる。亡き父親が購入したハサミで、おそらく購入してから20年以上は経過しているのではないだろうか…。

 毎日ではないが週に何回は使用し、とうとう柄のプラスチックの部分がイメージのようにヒビが入ってしまった。そのままでも使えないことはなかったが、そのまま使い続ければ、反対側の細くなっている部分に過度の負担がかかり、いずれは取れてしまうのは明らかである。よって、「 ちょっと直すかっ!」ということになった。

 プラスチック製品を補修するうえでの基本は分子 (molecule) 同士を結合させることである。つまり、この場合はクラックが入った部分を熱して柔らかくし、再度結合させてやればよい。それができればかなり強力に接着する (adhere) ことができる。プラスして、今回はその上からプラスチックを溶かして重ねてみた。

 利用したのはペットボトルのキャップ( おそらくポリプロピレンと思われる )。それを細かくしてハンダコテで融かしてクラックが入った周りに乗せてみた。まあ、そのままでは指に凹凸部分が当たって不快なので、少し削って形を整えた次第である。

 下の写真でも分かるが、補修した部分にすこし凹凸感があるのは否めないが、使う分には全く問題ない。まあ、もう少し削って見栄えを良くすることもできるが、万が一削り過ぎてしまうと耐久性 (durability) が落ちてしまうので、全くその必要性を感じない。結果、かなり強力に接合することができた。

 そんなに高価な (expensive) ハサミには見えないので、買い替えても数百円といったところだろう。まだ、そのくらいの余裕がなくもないが(というよりも、ハサミ自体、父親が残してくれたものが他にたくさんある)、ああでもないこうでもないと工夫するのは楽しい。もちろん失敗することの方が多いが、ボケの防止にもなる。さあ、これからも「我が道を行く」とするかっ!