自分の診察が43番目だと知り一端帰宅したわけである。自宅で1時間半を過ごし再び診察のために眼科医院に向かった。

　まあ、1時間半を自宅で潰して再び訪れたからと言っても込み具合は相変わらずで、結局は歩道 (sidewalk) に並べられたイスに腰を下ろすしかなかった。この日は風も強く、Tシャツの上に半袖のシャツを着ていったのだが、それでも寒いくらいで貧乏ゆすりをして何とか体温の低下 (drop in body temperature) を防がなければならなかった。

　「 いや〜、寒いな〜、いつまで待たなければならないんだろう？」とブツブツ言いながら、ふと「 そう言えばウィンドブレーカーがデイパックに入っていたはずだ！」ということを思い出した。「 持ち歩いていればいつか役に立つこともあるだろう… 」と思って2年ほど前にワークマンで購入したものである。今まで1回も使用したことがないのだが、その「 いつか 」がやっと訪れた。

　さっそくデイパックから取り出して着てみた。薄い生地 (cloth) を使用しているとても軽いウィンドブレーカーなのだが、着るのと着ないのでは雲泥の差 (a world of difference) となる。着用後はそれほど寒さに悩まされることもなくなった。まさに「 備えあれば患いなし (Well prepared means no worries.) 」であった。