私が「眼圧などの基本的な目の検査を受けてみたい」と言ったところ、医師の口から発せられた言葉が「どうしてですか?」であった。まさかそのような答えが返ってくるとは夢にも思わなかった。
私 : 「 いや…、しばらく受けていないし…。母親が緑内障 (glaucoma) 気味でもあるので…。」
医師 : 「 え〜と、ですね…。」
私 : 「 はい…。」
医師 : 「 え〜と、まだ完全に右目が治っていしまっているわけではないので…。」
私 : 「 はい…。」
医師 : 「 ですから。検査をする場合、いろいろと機器にも触れなければなりませんし、他の患者さんにも感染
させてしまう可能性も少なからずあるので…。」
私 : 「 はい…。」
医師 : 「 後は、目ヤニの方はかなり治まってきていますが、まだ右目が涙目なので、そのような状態で視力を
検査しても、正確には測れませんし…。」
確かに、右目が涙目になっているので、そのような状態で視力検査をしても正確に測れないのは十分に理解はできるが、大元にある「 ウィルス性の結膜炎の疑いがある人には検査室 (examination room) に入ってほしくない 」というのをヒシヒシと感じた次第である。まあ、検査に関しては急を要するもので構わないといえば構わないのだが…。