実際にどれくらいの単語の数があるのかは分からないのだが、日本語がそのまま英語になっていることがある。少し古いものだと、「 karaoke 」や「 karate 」などはときどき耳にしたりする。また、3.11以降は「 tsunami 」などもよく使われるし、特に和食が世界文化遺産 (world cultural heritage) に登録されてからは「 umami 」などもその一例となる。
つい先日、NPR( National Public Radia:米国の国営のラジオ放送局で、インターネットでも聞くことができる。)を聞いていると「emoji」という単語が頻繁に使われていたので、「 emojiって、あの絵文字のことなのかな?」と思って、グーグルの画像検索を使って調べてみた。( まあ、ニュースの内容がしっかりと聞き取れていたら、調べるまでもなかったのだろうが…。)
すると、いろいろなタイプの絵文字が検索結果として出てきた。「 いつぐらいから英語として使われるようになったのだろう?」と思って調べてみるとウィキペディアの「 絵文字 」の項に以下のような解説文 (commentary/expository writing) があった。
「 スマートフォンが日本に進出するに当たり、Apple社のiOSとGoogle社のGmailで絵文字がサポートされた。そしてこの2つの会社の働きかけにより、2010年、Unicode 6.0よりemojiがサポートされた。これ以降Unicodeの絵文字が世界中で多く使われる様になり、Emojiという単語とともに市民権を得た。」
つまり10年ほど前から使用され始めたようだ。「 そうだったんだ!」である。
・グーグルを使って「emoji」で画像検索をした1ページ目
