久し振りの英会話に、数少ない持ち駒である「 Would you speak more slowly? 」と「 I could't quite catch what you said. 」を乱用した結果、「 cancellation, behalf of you, May I〜? 」という単語が聞き取れてきた。よって、後はそれらの単語をつなげて自分の都合の良いように(opportunistically) 解釈するのみとなる。
その結果 (as a result) 、どうも男性からの電話は「 キャンセルの手続きができるので、代わりにしましょうか?」と言う内容のような気がして仕方がなかった。キャンセルができるなんて思ってもみなかったが、とりあえず「 Yes, please. 」と答えると、その男性は「 Just a moment. 」と言って、受話器の向こうで何やらパソコンに打ち込む作業を始めたようであった。
正確な時間は分からないが、10秒から15秒ほどが過ぎたであろうか、「 OK. Mr.… 」と再び男性の声が聞こえてきた。そして、次に「 six thousand … hundred yen …」という単語が聞こえてきたので、どうも6,000円強が返金されるようなのである。全く予想していない出来事 (unexpected event) であった。
私が「 Thank you .」と答えると、その男性は「 Do you have any questions? 」と質問してきたので「 No 」と答え、最後は「 Bye-bye, thank you. 」と言って受話器 (receiver) を置いた次第である。