マニラのエアビーアンドビーのホストには「 きっかり3時に伺うから 」と自信を持って伝えた。もちろん、「 乗る予定の便が何かの事情で欠航になってしまった 」などとなれば、約束した時間に遅れる可能性は大だが、そのような不測の事態 (contingence) が起きなければ約束は守れる自信 (confidence) はあった。
というのも、私の便は約束した日の午前の2時前にはマニラのニノイ・アキノ国際空港に到着する予定だからである。つまり、ちょっとくらい飛行機が遅れて到着しても時間的には全く問題がなかった。逆に時間の余裕があり過ぎるくらいで「 3時までどうやって過ごそうか?」と思ったほどである。
夜が明けていれば「 街中に出も出てウロウロするか… 」となるところだが、夜中の2時、3時からとても空港を離れる気にはなれなかった。よく利用する空港であれば「ロビーで過ごすか…」となるところだが、実はマニラを訪れるのは30年振りとなる。
プラスして初めて利用した時の印象はすこぶる良くない。その理由を事細かくここで記述はしないが、その辺の事情は現在もたいして変わらないようで、ニノイ・アキノ空港は評判が悪い (unpopular) 空港の常にトップ3に入っている状態である。
よって、ロビーで過ごすことだけは避けたかった。( まあ、空港内で襲われて金品を強奪されることなど極めて低いと思われるが… )そこで、ネットで「 ニノイ・アキノ空港内、宿泊施設 」で検索をしてみると、空港内にカプセルホテルがあることが判明。そこで仮眠を取り「通勤時間帯 (commuting hours?) が過ぎてから移動するか…」くらいに考えていた。つまり、どう考えても遅れる理由など一つもなかったのである。