私が調べた限りでは、基本的にマスクとトイレットペーパーの原材料は異なる。そして、トイレットペーパーの原材料は国内の需要 (demand) を満たすのに十分な量がある。それなのに、依然としてドラッグストアやスーパーなどの店頭に並ぶことはない。

　もちろん、私は業界の関係者ではないので、その理由は分からないが、人間と言うのは1度誤った情報をインプットしてしまうと、誤情報だとは分かりながらも「自己防衛本能 」が働いてしまうのではないだろうか。

　つまり、この場合、「 十分に供給される量はある 」とは理解しながらも、一度インプットされた誤情報によって「 万が一ということもあるし、多少余計にストックがあっても腐るものでもないし… 」ということで、防衛本能 (defenive instinct) が働いて通常よりもたくさん購入してしまうのではないだろうか。

　さて、我が家の場合だが、昨日ストックを調べてみると、15ロールほどあったのでしばらくは足りなくなることはなさそうである。仮に、足りなくなってきても我が家のトイレはウォシュレットタイプになっているので、水圧 (water pressure) だけでかなりの汚れは落ちる。

　もちろん、水圧だけですっかりきれいになるわけではないが、万が一全く手元にトイレットペーパーがないようであれば、ウォシュレット後に風呂場で洗剤 (detergent) を使ってすっかりきれいに洗ってもよい。みんな、「不浄の手」を備えているわけである。つまり、別にトイレットペーパーがなくたって死にはしない！