「 PCR検査 」は結果が出るまでに時間を要する。プラスして人工的に増やしたウイルスの遺伝子を観察することができる装置 (device/apparatus) の数自体にも限りがあるため、我が国では検査の数がなかなか増えていかなかった。プラスして「 本当に疑わしい人だけに検査を 」という政府側のスタンスもあったようだ。
つまり、典型的な症状 (typical symptom) が出ていない人に対して「 とりあえず検査をして感染しているかどうか調べてみましょう 」というスタンスは取ってこなかった。「 とりあえず検査 」を行ってしまうと、検査の絶対数 (absolute number) が増えてしまい、本当に検査が必要な人の検査が遅れてしまうことによって適切な治療 (appropriate treatment) ができなくなる恐れがあるためである。
先日、Youtubeに投稿された動画( ラジオ番組を録画したもの )ものを見ていると、経済学者 (economist) の森永卓郎氏が次のように述べていた。
「 日本は全然(検査を)していないんですよ。昨日ね、ウィキペディアのアメリカ版のやつで見ると、( 各国が )どれくらい検査をしているのかと言うのが分かるんですけど、アメリカは日本の15倍、人口100万人あたりですけれども…。イギリス8倍、ドイツ32倍、フランス10倍、韓国26倍、中国8倍、これが現実なんです。あの〜、人口100万人あたりでみると、日本ぐらいしか検査していないのは、たとえばカザフスタンとか、エジプトとか、そういう国なんです。先進国で日本よりも少ない国は どっこにも ないんですよ!」
( YouTube : 「 【 森永卓郎 】 政府を完全にク○わせた黒幕の正体 」 )
「 日本は検査数が少ない!」というのは以前から言われていたことだが、実際に他国の検査数を比較すると、その少なさは歴然としてくる。よって、他の先進国並みに検査を行えば、感染者数は一気に増えて行くのは間違いない。