最近よく耳にする「 ネオジウム磁石 (neodymium magnet) 」という言葉だが、私が27年前にマグネットバーを購入したときはそのような磁石は存在していなかったように記憶している。仮に存在していたとしても、一般的に広く市販されていたとは思えない。おそらくごく限られた工業的な使用で、かなり高額なものであったに違いない。
それが、最近は手軽に手に入るようになってきている。アマゾンのトップページで「 磁石 」で検索をかけると1ページ目に出てくる商品のほとんどがネオジウム磁石となる。昔からある灰黒色のものに比べると外観も光沢があるのですぐにそれとわかる。
それで「 そもそも磁石ってどんな種類があるのだろう?」とふと思ってしまったのでちょっと調べてみた。すると、永久磁石 (parmanent magnet) は大きく焼き固めるセラミック磁石、金属そのものの性質を利用する?金属磁石、そして磁石を砕いて他のものに混ぜるボンド磁石の3つに分かれるようだ。