自分なりに工夫をして直したランニングシューズを履いて、走って15分くらいのところにある大きな公園を目指して家を出たわけである。いざ、走り出すとシューズのことはほとんど気にならなくなり、いつものように「 オレ、なんでこんなに走れなくなっちゃたんだろう?」ということ。
まあ、ゆっくりながらもとりあえず前には進んでるわけである。よって、この日も「 ゆっくりながらも、とにかく前には進んでいるんだから… 」と自分に言い聞かせて目的地を目指した。
いつものように15分から20ほどで公園の入り口に着き、そこから公園内を走ってあるところを目指した。その「 あるところ 」というのはスロープである。この公園にはソリを楽しむことができる「 ソリゲレンデ 」という名称が付された施設がある。
もちろん、新形コロナウイルスの影響でしばらく利用はできないのだが、その「 ソリゲレンデ 」はちょっとした丘を利用して作られていて、その丘の斜面を利用して「 坂道ダッシュ 」をすることが目的であった。
「 坂道ダッシュ 」は今回が初めてではなく、公園を訪れるとだいたい2回に1回は行っている。傾斜(slope/inclination) は、「 自転車を立ち漕ぎしても上るのは難しいのでは… 」と思われるほどそこそこあるが、距離は短い。だいたい20mほどとなる。
いつもだいたい5本ほどダッシュを行っている。それで、この日の2本目だったのだが、スタートして2秒くらいで右足のふくらはぎに激痛 (severe/acute pain) が走ってストップせざるを得なかった。ふくらはぎに何か石でも当たったような痛みであった。