30歳の時に自転車で半年ほどかけて日本縦断旅行をしている。テントも携行し、適当な宿が見つからないときは公園や河原に張って野宿をした。そのテントは旅行用に購入したもので、「 快適に過ごせるように 」ということで、けっこういいものを購入しているはずである。
透湿防水性素材 (breathable-waterproof material) のゴアテックスを使用したシングルテントで、もう記憶も定かではないのだが、数万円は支払っているはずである。旅行が終わってから1回も使っていないので、この30年間は全く使用していないことになる。
ところどころシミみたいなものはあるが、それ以外に大きな損傷 (damage) はなく「 まだまだ使えるかな〜 」と思っていたが、長野の登山フリークの先輩に言わせると「 30年も経過していたら生地の層 (layer) が分離するので、使い物にならない 」とのことである。
まあ、テントの体はなしているので「 透湿防水性 」を期待しなければ使うこともできるのかもしれないが、少しの雨でもテントの中に雨水が入ってくるようであれば屋外での使用は期待できない。
・ ゴアテックス・シングルテント
写真には写っていないが、テント本体の上にフライシートをかぶせて使用することになる。そのシートも捨ててはいないはずだが…。