1回では不安だったので、結果的には縫い目の外側と内側に( 裏のシーリングがしっかりされているところは除く )2回ずつシリコンのコーキング剤を塗布した。もちろん、「 これで終了! 」というわけにはいかず、その効果を確かめなくてはならない。よって1回目と同様、再び数日間雨の中にテントを放置しておいた。
外側は縫い目の部分以外にはコーキング剤は塗布していないので、前回同様、雨が溜まってしまう部分ができてしまう。「 できればなんとかこれも対処しなければ… 」とは思っているのだが、縫い目の防水以上に厄介そうだ。
コーキング剤は塗布の効果なのだが、雨のテント内の侵入にはかなりの効果を示した。ただ「 これで完璧じゃん!」というわけにはいかず、ところどころ水滴 (water droplet) が落ちているのを確認した。
ちょっと水滴の落ちている位置が気にならないでもない。縫い目から雨水が侵入したのであれば、テントの中央付近に来るわけがない。つまり、テントの中央付近の水滴は上から滴り落ちたことになる。一瞬「 結露でも発生したのかな? 」と思わないでもないが、「この時期に結露 (condensation) など発生するのだろうか?」という気もする。
もし、これらの水滴の原因がテント生地の防水機能 (waterproofing function) の問題によるものであれば、そもそもの対処方法 (coping method) を変えていかなければならないことになる。全く厄介になってきた。