多少はあるものの、コーキング剤を塗布することによってテント内への雨水の侵入はかなり改善された。今回確認された雨水の侵入であれば、気が付いたときにその都度タオルなどで拭いてやれば、十分に雨の中でも使用できるものとなった。
それでも「 念には念を 」ということで、もう一度同じようにテントの内側、外側の両方の縫い目にコーキング剤を塗布した。その後は雨の中には放置していないが、前回のちょっとした雨水の侵入が縫い目からだとすれば、「 これでほぼ完ぺきだろう!」と思っているわけである。
ただ、もともと今回使用したシリコンのコーキング剤は、布に使用するものではない。ましてや、折ったり引っ張ったりするような場所の水漏れ対策として不向きとなる。ただ、私の短い経験上、そのような場所でもそこそこの防水効果は発揮するが、いずれは剥がれてしまう。
よって、どうしても応急処置 (temporary measures) 的なものにはなってしまうわけだが、今回購入したテントは緊急用のものなので、「 これから先、生きているうちに1回使うか使わないかくらいなのでは…」と思っている。それでも、「 その時のために準備はいろいろとしなければ… 」と作業をしてきた次第である。まあ、使う機会がなければないで、それはそれでよいわけだ。
・ 完成形予想図
今回は防水処置だけだが、将来的にはテントがたわみが出ないように( 上部に凹み (hollow,depression) ができ水が溜まらないように )縦にポールを渡し、そのポールにテントを吊るしていきたいと思っている。
そのためにポールへのアタッチメント?は購入した。ポールは、確認していないのだが、以前、自転車旅行で使用した時のテントのものがまだあるので、「 それが使えるのでは?」とは思っている。まあ、いずれにしても「 作業をするのはいつのことになるのやら… 」という感じはする。