四方山話

フィットネス紀行 四方山話


 

 初めて海外のフィットネスクラブで汗を流したのはタイのバンコクで、それは2002年くらいだったと記憶している。当時は「カリフォルニア・フィットネス」というアメリカの系列のフィットネスクラブがバンコクに何店舗かあり、通常のオフィスビルに入っていた。
 通常のオフィスビルだったためプールはなかったが、フリーウエイト、ダンベル、筋トレ系のマシン、そしてバイクやランニングマシンなどの有酸素系のマシンも最新のものがそろっていた。また、スタジオも2面あり、エアロビクスなどのグループエクササイズの種類も日本のものと遜色ないくらいの内容だった。
 当時は、私の記憶違いでなければ、ホテルに入っているものは除いて大きな専用のフィットネスクラブは私が利用した「カリフォルニア・フィットネス」しかなかったはずである。さて、それから6年が経ち、インターネットで調べてみるとその他にもいろいろ出来ているようである。
 タイも経済成長が続いていて確実に人々の収入も伸びてきている。それに伴って人々の健康志向の高まりもあり、そこを狙ってフィットネス産業が成長しているようである。フィットネスクラブがたくさんできることにより、当然ながら利用料などは確実に下がっていき、今まで「高くてとても通えない」と思っていた人がそんなに無理をしなくても通えるようになってきているに違いない。そこで「もう一度行ってみようか」という気持ちが強くなり、「どうせならタイだけでなく別の国も」という気持ちが膨れ上がり抑え切れなくなってしまった。
 というわけで、ここではタイをはじめアジアの数カ国のフィットネスクラブで汗を流したレポート(そんな大げさなものでないが…)を記すことにする。もちろん、フィットネスクラブだけでなく観光も多少したので、それらについても記してある。

 まあ、「文章」と呼べるかどうかははなはだ疑問なのだが、意味不明なものに関しては「こう言いたいのだな」と想像力を働かせていただければ幸いである。

 


 





 

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