四方山話

インドシナ半島フィットネス紀行/日記 - カンボジアフィットネス紀行/日記

 

 

独立記念碑 〜 ワットタム公園


 独立記念碑はプノンペンの市の中心にある観光名所の一つとなる。カンボジアは、1863年にフランス帝国の保護国となってから暫くフランス領インドシナの一部となるが(第二次世界大戦中には日本軍に占領される)、1953年に完全独立を達成する。その記念として1958年に独立記念碑が建設された。その形状だが、アンコールワット中央祠堂の尖塔をイメージさせるものとなっている。

 また、独立記念碑の東側は、スラマリット通りとシアヌーク通りに挟まれた中央分離帯ではあるが、公園(フンセン公園?)のようになっていて、その中央部にはシハヌーク前国王像が建てられている。

※ノロドム・シハヌーク:在位(1941-1955、1993-2004)死去:2012(享年89歳)

 まあ、個人的には、独立記念碑やその東側にあるシハヌーク前国王像自体もそれほどじっくり眺めるようなものではないと思っている。とりあえず、「観光名所になっているので行ってみた」感は強い。それに、私が訪れたときはよく晴れていて暑かったのでなおさらであった。

 昼間よりも、陽が沈んで気温も下がってくると、市民たちが集まってきて、おしゃべりをする人、ジョギングをする人などそれぞれ思い思いの過ごし方をするので、そちらの方を眺める方が面白いかもしれない。

 特にこの公園に隣接するように南北に延びているワットタム公園は市民の憩いの場となっていて、その一角は、特に若者向けのクラブ(踊る場所)やフットサルコートと化している。もちろん、身体を動かすためだけでなく、小さな子供を連れて食事を楽しんでいる家族も多く見かけた。そして、必然的に、公園に面した通りには食事や飲み物を提供する移動販売車が並ぶことになる。

 

・ 独立記念碑

 独立記念碑の東に位置する公園から撮った写真。私が訪れたときは雲一つない快晴であった。公園は清掃などが行き届いていてしっかりと管理されているようだ。

・ シアヌーク前国王像

 晴れた空は気持ちがいいが、強い日差しには閉口させられる。よって、それを避けるには、像の周りにできた影に入るか、通りに沿って植えられている樹木の木陰に入るしかない。

・ チャーターしたトゥクトゥク

 市内観光のためにチャーターしたトゥクトゥク。チャーター代は30$。私の宿の周りにも、宿の宿泊客を狙ってトゥクトゥクが待機しているので、ドライバーに「1日チャーターして市内を観光するといくらかかるるか?」と尋ねると、「50$!」とのことだった。

 前もって、ネットで調べてみると「35$」という日本語のサイトがあったので、その料金を目安にしたのだが、50$というのはふざけた金額で、そこを値切ろうとは一切思わなかった。それで、ちょっと離れたホテルのところにいつもいるトゥクトゥクのドライバーに尋ねると「30$で構わない」ということだったので、プノンペンでは、初日に空港から宿まで利用したのは空港の専属のトゥクトゥク以外は全て同じドライバーにお願いした。名前はちょっと聞き忘れてしまった…。