四方山話

     

インドシナ半島フィットネス紀行/日記 - カンボジアフィットネス紀行/日記

 

 

王 宮


 

 敢えて説明するまでもないと思うが、カンボジアの国王の居住地(宮殿)となる。もちろん、それくらいなら私でも分かるのだが、「じゃあ、国王は誰?」と聞かれると、「え〜と、え〜と…」と頭をポリポリかきそうなので、少し調べてみた。

 まず、2017年現在の国王はノロドム・シハモニ で2004年から在位している。ウィキペディアには以下のような解説文が見られる。(抜粋文)

「1953年5月14日にプノンペンにてノロドム・シハヌーク国王と6番目の妃であるノロドム・モニニヤット・シハヌークの間に生まれた。ちょうど父のシハヌークが外遊先の日本から帰国した日であったため、「トキオ」(トウキョウ)という愛称が付けられた。」

 王宮自体はそれほど古い建物ではないようで、1866年、ウドンからプノンペンへの遷都に伴い建設されたもののようだ。また、王宮がある敷地に隣接してシルバーパゴダと呼ばれる寺院もあり、王宮と並んでプノンペンの主要な観光名所となっている。

 入場料は10$で、タイの王宮あたりでもそうなのだが、ショートパンツやノースリーブのタンクトップでは入場することができない。私は、事前にその情報を得ていなく、タンクトップで行ってしまったため、チケットを販売するところでT-シャツを購入しなければならなかった。まあ、3$と安かったのでそれほどの出費ではなかったのだが、「帰国してから着るかな〜?」という感じがしないでもない。

・ T-シャツ

・ 王宮

 ちょっと撮ったアングルは良くないが、写真のほぼ中央が王宮になる。残念ながら、内部を見学することはできない。建物中央部からの尖塔は、「Cambodia Krorma Magazine」では「59mにもなる」とある。また、当然ではあるが、庭も手入れが行き届いている。

・ 旅人の木

 見たこともない少し形の変わった植物だったので写真に収めた。調べてみると「旅人の木(英:Traveler's Palm)」という名前らしい。ウィキペディアには以下のような解説が見られる。

「名称の由来は、葉柄に雨水を溜めるため、乾燥地帯の旅行者の飲料水供給源として利用されたとも、また高木はが東西方向へ扇状に広がることから旅人に対するコンパスの役割を果たすからともいうが、ともに確かな定説ではない。」

 その種子は色鮮やかな青を呈している。 ⇒ 種子の写真を掲載しているサイト

・ シルバーパゴダ

 王宮の南側に位置するシルバーパゴダ(銀寺)は王室の菩提寺として建立された寺院のようだ。「Cambodia Krorma Magazine」では以下のように解説している。

「床に5000枚以上の銀のタイルが敷かれているの で「シルバーパゴダ(銀寺)」と呼ばれ、館内の仏体には大量の宝玉が散りばめられており、薄い光を捉えて光り輝く様子は圧巻だ。寺院中心に堂々と鎮座する のはエメラルド仏。パゴダを取り巻く周壁には642メートルに亘る「ラーマヤナ」の壁画が描かれている。」

 「エメラルド仏なんかあったかな〜?」という気がしないでもない。もうちょっと下調べをしてから行けば、見学するときに意識もできたのだろうが…。いつも、こんな調子である。

・ 仏 塔

 パンフレットには「His Jajesty King Norodom's Stupa」と記載されている。

・ Kailassa Mountain

 上記の名称は王宮に入場するときにもらった簡単なパンフレットに記載されているものである。インターネットで少し調べてみたが、日本語の名称などの詳細は不明。ただ、「カイラス山」というのがチベットにあり、チベット仏教の聖地となっているようである。そこと何か関係があるのかもしれない。

 つまり、その山を模して作られたのではないかと考えている。写真では青々とした樹木に覆われているので分からないが、ちょっとした丘のようになっていて階段があり上に登ることができる。雲一つないこの日は、暑い日差しを避けるには絶好の場所となっていた。

・ さて、これはどこの内部を撮った写真であろうか?

・ ひと時の涼

 確か、出口付近にあったハスを撮ったものだと思われる。円形状の石でできた入れ物に入れられていたのだが、炎天下、王宮やシルバーパゴダを見学した後だったので、このような風景はちょっとした涼を与えてくれた。