ヤンゴン国際空港から宿に向かう途中、車窓からの景色を楽しんでいると、緑がきれいに整備された土手状のところがあった。少し気になったので宿で調べてみると、どうもインヤー湖という湖のようだった。以下はウィキペディアからの抜粋文となる。

　「1882年から1883年にかけてイギリス植民地政府によってヤンゴン市に供給する水を貯水する目的で建設された人造湖である。ヤンゴン市内で最も大きな湖であるとともに、ヤンゴン市民のレクリエーション地域として親しまれている。インヤー湖を取り囲む地域はヤンゴン市でも高級住宅街。ヤンゴン大学側と公園である南西堰堤を除き、すべての堰堤が私有地となっており、ミャンマーで最高級の住宅地である。この湖岸の住宅街には、アウンサンスーチー邸宅をはじめ、ネウィン邸宅、在ビルマアメリカ合衆国大使館などが立地している。」

　「湖畔をゆっくりと散策できたら」と思い、タクシーを拾って行ってみた。

・ 幹線道路

　インヤー湖の西側の幹線道路は、ヤンゴンの街中と空港を結んでいてきちんと整備されている。

・ 湖畔の土手

　上でも記しているが、湖畔の土手はしっかりと緑が整備されていて気持ちが良い。私が訪れたときも、作業員の人が階段の補修や緑に水やりをしていた。

　「ゆっくりと散策でも…」と思って訪れたが、土手の上は日差しを遮るものがないので日中は暑くてそれどころではない。

　おそらく写真中央よりも左よりの建物はホテルだと思われる。「ちょっと静かなところでゆっくりと滞在したい」ということであれば、湖畔のホテルで過ごすのもよいかもしれない。まあ、湖自体は「きれい」と呼べるようなものではないが…。

　遠方に見える高層ビルはヤンゴンの中心部あたりだと思われる。

・ 標 識

　釣禁止 ： そんなに大きくなかったが鯉のような魚は泳いでいた。

　遊泳禁止 ： まあ、好んでここで泳ぐ人もいなかろう。

　二輪車禁止 ： 湖畔に限らずヤンゴンの市内自体が二輪車の乗り入れが禁止されている。

　イチャイチャ禁止 ： おそらくすぐそばにヤンゴン大学があるためなのかもしれない。う〜む、「若い」っていいな〜。いや、オレもまだまだ若い（つもりでいる）。

　音楽禁止 ： おそらくラジカセなどで大音量で音楽を聴くことが禁止されているのだと思われる。

　？ ： さて、お札を手にしているこのマークは何を意味しているのだろうか？賭博禁止？

・ 湖畔の食堂

　土手状の遊歩道が切れたところにあった食堂？まあ、私の感覚からすると、レストランとかカフェと呼べるようなものではなかった。