四方山話

     

インドシナ半島フィットネス紀行/日記 - ミャンマーフィットネス紀行/日記

 

 

シュエダゴォン・パゴダ


 

 個人的には「ヤンゴンにはそんなに観光名所はないな〜」と思っている。そんな少ない観光名所の中で一番の目玉となるのが「シュエダゴォン・パゴダ」である。空港からタクシーで宿に向かうときにも、少し離れてはいたが車窓から黄金に輝く仏塔が陽の光を浴びて輝いていた。

 全く予備知識はなかったのだが「あそこへは行かないと!」と思った次第である。そこで、インヤー湖を訪れた帰りに寄ってみた。「ミャンマーing」のサイトでは以下のような解説が見られる。

「ヤンゴン市街の北側、シングッダヤの丘に建つ100mもの高さを誇る壮大なパゴダ。熱帯の陽光に厳かに光輝くその姿は、まさに「聖なる黄金の塔」。ミャンマー仏教の一大聖地として国内外を問わず多くの仏教徒の崇拝を集めています。
 タポゥタとパッリカという兄弟の商人が、インドで仏陀と出会った際にもらい受けた8本の聖髪をこの地に奉納したのが始まりとされています。それ以来、度重なる拡張工事が行われ、15世紀中頃、時の権力者だった女王シンソープによって現在の姿の原型が完成されました。境内には、この創建の経緯を描いたパノラマが飾られています。
 黄金の塔の再頂部には、1個76カラットのダイヤモンドを始め、総計5,451個のダイヤモンドと、1,383個のルビー、他にもヒスイなどの宝石が贅沢に散りばめられています。ナァゥンドーヂーパゴダは、北入口の東側にあるパゴダで仏陀からもらい受けたという8本の聖髪が納められていると言われています。マハガンタの釣り鐘は、1824年の第一次英緬戦争の際、イギリス軍より一度はヤンゴン川に捨てられた鐘です。その後、無事に引き上げられてお堂の中に釣られています。」

 いや〜、これもここヤンゴンに限ったことではなく毎度毎度のことなのだが、もう少し下調べをしていけばそれなりに興味深く見学できたのかもしれない。とりあえず「雰囲気だけ楽しめればいいやっ!」くらいな軽いノリで行くので、いつも後で少し後悔することになる。

 

・ 見取り図

 「シュエダゴォン・パゴダ」ばかり強調してきたが、見取り図によると他にも3つのパゴタ(仏塔)があるようだ。「知らなかった!」である。

・ 4ヶ所の登り口

 シュエダゴォン・パゴダは丘の上に建てられていて、上の見取り図で見てみると、そこに登るには東西南北の階段およびエレベーターがあるようだ。そのことも知らず、後で少し苦労することになる。

 私は、インヤー湖からタクシーで来たわけだが、タクシーを降りたときにドライバーの「あそこが上に上り下りできるエレベーターです」と言う言葉にドライバーが差した方向を目指した。また、左手の方に階段があり同じように丘の上の方に続いていたが、「まあ、楽をするか!」とそのまま歩みを進めたわけである。

 エレベーターの建物の入り口でチケットを購入したが、そのときに係の人に「参拝するときは裸足でなければならないので、ここで靴と靴下を脱いでください。」と言われた。私は言われたとおりに靴と靴下を脱ぎ、係の人に「これどうしたらいいですか?」と聞くと、そばにあった棚を指さして「そこに置いて行って構いませんよ。」と言われた。

 私はお言葉に甘えて、棚に靴下を丸めて入れた靴を置かせてもらい登っていったわけである。そして、一通り見学した帰りになるが、私は登り口はてっきり1つだけだと思っていたので「え〜と、どこから登って来たっけ?」となり、登ってきた入口を探すのに少し苦労してしまった。

 最初から入口が複数あると分かっていれば、脱いだ靴下および靴は受付の棚などに置かせてもらわず、自分で持ち歩いて見学すれば、下りは好きな入口から帰ることができたのである。まあ、毎度毎度のことなのだが、「もっと調べてから行かないと…」とは一応思うわけである。

 

・ 北のエレベーター

 おそらくビルで言うと6階建くらいの高さがあると思われる。

 北のエレベーターの上の出入り口

 エレベーターを下りてパゴタがある方に通じる通路

 通路を抜けたところの景色で、パゴダの周りにはいくつかの仏教寺院が配置されている。

 パゴダの周りにある寺院の1つの内部を撮ったもの。

・ シュエダゴォンパゴダ

 黄金に輝く仏塔

・ シュエダゴォンパゴダの周りの通路

 暑さになれているミャンマーの人たちにとってもはやり日向は辛いようだ。

 登ってくるときに、受付で「裸足になって」と言われ、「熱くて歩けないのでは?」と少し不安になった。まあ、陽に当たっている部分は熱いことは熱いが歩けないほどではなかった。もちろん、日影が心地よいのは言うまでもない。

 シュエダゴォンパゴダに通じる立派な南側の階段