四方山話

インドシナ半島フィットネス紀行/日記 - ミャンマーフィットネス紀行/日記

 

 

X Gym Fitness


 

 Active Gym が全くの期待外れで、とても「1日でもいいから利用してみようかな〜」とも思わなかったので、「どこか他のところを探さないと…」となったわけである。まあ、ヤンゴンの滞在は5日間だけだったので「別にフィットネスはいいかな〜」という気持ちがなきにしもあらずではあったが、かといってバンコクで頑張って身体を動かしたわけでもないので「やっぱり少しは身体を動かさないと」となった次第である。

 探す上での条件としては「歩いて行ける距離」というのが最低限ある。ホーチミンやバンコクでは「スタジオレッスンが豊富なところ」であったが、もう、ヤンゴンにおいてははなからそのようなことは望んでいなかった。

 宿の近くを歩いていた時、通りに「X Gym Fitness」という看板が掲げられていて、なかなか良さそうな言葉が並んでいた。グーグルマップで場所を確認してみると、宿から5分くらいの距離で、Active Gymへ行くのとさほど変わりはない所にあった。よって、午後の3時過ぎに「まずはちょっと見てみるか!」と足を向けた次第である。

 ジム自体は、店舗と住居が混在しているような結構大きなビルに入っている。そのビルの入り口は正面の階段を1階分上がったところになっていて、後は「X Gym Fitness ⇒」という表示に従って階段を登って上の階に行くわけだが、雰囲気的には「こんなところにジムが入っているのかな〜」と思えるようなところで、ちょっと怪しげな感じがしないでもない。

 そして、2階ほど上がって目的のところに到着したわけだが、一見して「倉庫の一角を利用した」という感じであった。オープンスペースの中に机をいくつか並べたような「受付」があり女性が1人いたので、1日の利用は可能かどうかを尋ねると「大丈夫です」という答えが返ってきた。利用料は4,000チャト(約320円)とのことだった。見学したい旨を伝えると、5m〜6mほど離れたドアを指さして「あのドアの向こうがジムスペースです」と言われたので、ドアのところに行きドアを引いて開けてみた。

 中には5〜6人ほどの人がいたのだが、一見して狭いスペースの中にマシンを詰め込んでいるのが分かった。広さ的にはバレーコート1面分あるかないかくらいで、中央には多少フリースペースのようなものが設けられていて、その周りにはとても最新式とは言えないようなマシンが隙間なく並べられていた。もうスペース的には、わざわざマシンの近くに行かなくてもドアのところから頭だけを出して首を少し左右に振れば十分に確認ができたのである。

 選択肢は限られていたので「仕方がないか!」という感じで、いったんホテルに戻って夕方6時過ぎくらいに再び訪れ、利用料の4,000チャットを支払って「狭いけど少しは身体に刺激を与えておくかっ!」という感じでトレーニングエリアのドアを再び開けたわけである。

 今度は、もちろん頭だけでなく全身をトレーニングエリアの中に納めたわけだが、何んとトレーイングエリアは人であふれかえっていたのである。ほとんどのマシンが使われていた。しかも、「なんか変なのが来た」という感じで、トレーニングをしていた人の全ての視線を浴びることとなった。

 私は「あちゃー」と思った。ちょど仕事帰りの人たちが利用する時間だったのだろう、そのことは全く考えていなかった。もちろん、それらの状況にひるむわけにもいかず、とりあえずマシンとマシンの空間に身を置ける場所を探して、そこでしばらく「使えそうなものはないかな〜」とキョロキョロして、空いたマシンから使っていった次第である。物によってはまともに使えないものもけっこうあった。1時間くらいもおこなったであろうか、トレーニングの方は不完全燃焼のまま帰宅した次第である。

・ X Gym Fitnessが入っているビル

 かなりゴチャゴチャ感はあるビルに入っている。

 X Gym Fitnessの写真を掲載しているサイトを見つけたが、おそらくジムができたころのものだろう。現在はまったく別物である。

X Gym Fitnessの写真を掲載しているサイト-T

X Gym Fitnessの写真を掲載しているサイト-U