・ 路上の果物販売
隣国のタイでも果物の路上販売はよく見かけるが、その多くの場合はパイナップル、スイカ、そしてパパイヤなどをカットした形で売っている。それに対して、ここヤンゴンではカットされた果物はスイカかパパイヤくらいで、写真のようにぶどうなどがそのまま売られているケースもよく見かけた。
スイカは何回か購入していて、「とても甘い」とは言い難いが、まあ、普通に食べられる味となっている。写真に写っている赤いスイカで、確か40円ほどだったように記憶している。
宿の周りはそこそこ歩いて回ったが、下の写真のようにバナナを大量に並べて売っているのはここだけであった。写真の奥の方にもバナナを大量に積んだトラックらしきものが写っているので、もしかしたらこの辺はバナナの問屋街なのかもしれない。
・ 宿の近くの飲み屋にて
ヤンゴンでは以下の写真のように串焼きを提供している飲み屋は多い。肉類はあらかじめ火を通してあるので、焼くのにはそれほど時間がかからない。ビールの値段もはっきりとは覚えていないのだが、1,000チャット(約80円)しなかったはずである。味はいたって普通である。
なお、店舗をオープン形式になっていて、道路にもテーブルが並べられているので、初めての旅行者でも気軽に入ることができる。
・ 電力事情
私がヤンゴンに滞在したのは5日間だけだが、その間、何回か停電している。宿にいるときは部屋の照明が消えるのでそれとすぐに分かる。また、昼間、外を歩いているときは宿の自分の部屋にいるほどははっきりとは分からないことも多いのだが、店先に置かれた発電機が作動しているので「今、停電しているだな!」となる。
発電機も、そのお店の規模によってかなり大きさが異なり、すぐ下の赤い小型のものからその下の黄色い大型のものまでさまざまである。停電の時間だが、私が経験したものは1時間も電気の供給がストップするようなことはなかった。
・ さすがにこれは買わないでしょう!
宿のすぐ横にあるコンビニで見つけたサンドイッチの写真である。アリが中にたくさん入っていた。もちろん、製造時に入ったわけではないのだろう。まだまだ、包装が日本ほどしっかりしていないのかもしれない。
・ フィットネス事情
ヤンゴンもカンボジアのプノンペンやベトナムのホーチミンと同様、街を歩いていると小さなトレーニングジムを見つけることがある。おそらく、これから経済発展が続き人々の所得も増えていけば、必然的に大型のフィットネスクラブが現れてくるはずである。
そして、中間層が通えるようになると、タイのバンコクのように小さなジムは淘汰されていくに違いない。ただ、そうなるにはまだちょっと時間が必要な気がする。
・ 駐車場事情
詳しく調べたわけではないのだが、最近の経済発展で乗用車を所有する人の数はかなり増えているはずである。ただ、ヤンゴンの中心街の住居は、5階から9階くらいの集合住宅が多く、とても乗用車を駐車しておく専用スペースは確保はできない。よって、路上駐車がメインとなる。
おそらく路上に駐車するにしても、しっかりと区画整理されているわけではないので、写真に写っているように木箱やイスなどを置いて他の車に駐車されないように自分のスペースを確保することになる。
・ 生活の知恵
ヤンゴンの街には5階以上の縦に細長いビルが多く、ビジネスユースだけでなく一般の住居としての利用も多いようである。私が宿泊した宿もそうだが、そのようなビルは築年数もそこそこあるようで、エレベーターなどは備えられていない。
よって、白い矢印で示したように、各住居からは紐のようなものが道路まで吊り下げられていて、中にはその先にバックがくくりつけてあるものもある。実際に使用しているところは見てはいないのだが、おそらく毎朝配達される新聞などはこれらのものを利用してそれぞれの住居の住人が人力で自分のところまで引っ張り上げるに違いない。
・ スムージー?
宿から1分も歩かない距離にパソコンでの作業ができそうなカフェ?があり、日本ではこのようなものを口にすることは滅多にないのだが、「たまにはいいかな〜」ということで注文してみた。おそらくだが、スムージーと呼ばれるものだと思う。
砂糖の量や砕き方?など、けっこう細かく注文しなければならなかったのにはちょっと戸惑ってしまった。そして、トッピングも何種類かあり、プリンを選ぶと、最終的には400円近くかかってしまったような気がする。味は、まあまあだった。
・ 宝くじ?
街中で何回か見かけた光景なのだが、おそらく宝くじを販売しているお店だと思われる。
・ 尼 僧
街中で何回か尼僧が托鉢をしている姿を見かけた。またいつものように「あまり自分だけの想像で書くのもまずいよな〜」と思いちょっと調べてみた。以下、「ウィキペディア」からの引用文となる。
「ティラシン:ミャンマー(ビルマ)を中心とした地域における剃髪した仏教の女性出家者を指す。
通常僧侶は、227の戒律を守らなければならないとされているが、ティラシンには八戒しか義務付けられていない。また、僧侶が触れることを禁忌とする金銭を扱うことが許され、料理などの日常の雑事に携わるなど、男性僧侶の生活を補助する存在とされており、また僧侶の着る黄衣は着用できず、もっぱら薄赤(ピンク)の衣[1]を身にまとうなど、男性僧侶とは区別された存在とされている。
ティラシンはミャンマー政府から出家者としての身分を保証されており、政府の教学試験で高位成績者を出すなど、その地位は他の上座部圏の尼僧と比較すれば高いと言える。」
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