レトロアシスは今回の旅でバンコクで2ヶ所目の宿になる。「マーヴィンスイーツ」のところでも記しているが、今回の旅で唯一事前に予約を入れなかった宿になる。最初の宿のマーヴィンスイーツが特に問題なければ、ミャンマーから戻ってきたときも利用するつもりでいた。
施設的には全く問題なかったのだが、駅からも少し歩きローケーション的にはとても「便利」とは言い難かったので、「もう少し便利なところを」ということで、マーヴィンスイーツに滞在中に「booking.com」を通して予約を入れた次第である。
さて、バンコクで2番目の宿としてレトロアシスを選んだ理由だが…。
■ ロケーション ■
レトロアシスはスカイトレイン(BTS)のアソークとプロンポンのほぼ中間あたりのスクンビット通りに面した形になっている。つまり、アソークからは徒歩圏内となり、必然的に地下鉄のスクンビットにも歩いて行けることになる。よって、どこへ行くにしても非常に便利なところにある。
買い物にも非常に便利で、アソークの駅前にはターミナル21、そしてプロンポンの駅前にはエムクォーティエがある。また、アソークからプロンポンのスクンビット通りに面した界隈は「日本人街」と呼ばれていて、日本の食材を提供するスーパーや和食を提供する店も非常に多いので助かる。
■ 宿泊料金 ■
ロケーションに加えて、料金的にも1泊あたりダブルベッドの部屋で約3,900円だったので、「安い」とは言えないが決して高くはなかった。そして、中庭には緑が植えられていて、利用するかどうかは別として小さいながらもプールがあったので、なんとなく少しリッチな気分に浸れるような気がした。(結局、プール自体には入らなかったが、プールサイドに置かれたデッキチェアに横になって休むことは何回かあった。水着にはならずに…)
あと、宿泊施設を選ぶうえで気になるのが、「booking.com」を通して宿泊した人の評価である。このレトロアシスは10段階の中で7.6になっていて、まあまあの評価がついているように思われた。
・ 正面入り口
ほとんどホテルとは分からないほどの目立たない入口となっている。すぐ隣に小さなセブンイレブンがあり、ちょっとした買い物には非常に便利だ。
・ プール
小さいけれどもあるとないのではやっぱり雰囲気はかなり異なる。周りに樹木が植えられているので、管理する方はかなり大変そうであった。
・ ベーシック・ダブルルーム
私が宿泊したのはベーシック・ダブルルームになる。部屋の広さは十分で、この旅で宿泊した宿の中では一番広かった。建物自体はかなり前に建てられたようだが、改装されてそんなに年月が経っていないような感じであったので、部屋もかなりきれいであった。
ただ、スクンビット通りに面して便利な反面、防音対策がしっかりとなされていないので、「少し騒がしい」というのは正直なところデメリットになっている。
・ 欲を言うと…。
必要なものは一通りそろっているが、欲を言うとマーヴィンスイーツにあったようなセーフティボックスが欲しかった。貴重品はフロントで預かってくれるようだが、面倒くさそうだったので最後まで預けることはしなかった。
・ 欲を言うと…(その2)。
まあ、欲を言わせてもらうと、デスクはもう少し大きいといろいろと作業もしやすかったが…。
・ トイレ、シャワーブース、洗面所
ベッドルームの横のトイレ、シャワーブース、および洗面所も清潔そのものであった。
・ シティービュー?
部屋は中庭のプールに面したプールビューとそうでなシティービューに別れているようだ。私が宿泊した部屋はプールには面していないためシティービューとなり、部屋から見える景色が以下の写真となる。隣はかなり大きな建築中のビルのようで、完成するとほとんど部屋から景色は見れなくなってしまうに違いない。ただ、「いったいいつから工事をしているのだろう?」と思われるほど、全く活気のない建築現場となっている。一応、工事の人が来ていることは来ていて、私が宿泊しているときは、たまたまだったのかもしれないが、数人ほどの人数しか確認ができず遅々として進んでいないような感じがした。
下の写真は私の部屋(2F)から階下を撮ったものだが、隣が工事中のため1階の部屋の窓から見れるのは隣の工事現場との境界となっているトタン?の塀のみとなる。同じ料金でも1階と2階ではかなりの解放感の差が出てくる。
・ これぞシティービュー
中庭を隔てて私の部屋とは反対側にあるスクンビット通りの脇道に面した部屋は正真正銘のシティービューとなっている。
・ スクンビット通り方面を見て
・ 上記の写真の反対側を見て
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