四方山話

インドシナ半島フィットネス紀行/日記 - プロローグ

 

「 いろいろと物入りです:カメラ(その4)」


 「旅行中はなるべく快適に写真を撮りたい!」ということもあり、新たに旅行用のカメラを購入したことに伴って以下の2点も購入している。

■ 予備の電池 ■
「バッテリーはどのくらい持つのだろう?」と思いちょっと調べてみると以下のようになっていた。

電 源

静止画

動 画

再生時間

撮影枚数

(CIPA準拠)

撮影枚数

(エコモード時)

撮影時間

(CIPA準拠)

撮影時間

(連続撮影時)

バッテリーパック NB-13L

約 295 枚

約 405 枚

約 1 時間 5 分

約 1 時間 45 分

約 6 時間

 静止画も動画も1日に撮る量としては十分だと思ったのだが、「宿に帰ってきてから充電し忘れる可能性もあるだろうし」とか「思いのほか動画を撮る可能性も否定できない」となり、予備の電池を購入することに決めた。

 アマゾンで購入したカメラに付属していたバッテリーの型番「NB-13L」で検索をかけると、純製品および互換品のバッテリーの写真が検索結果のページにいくつか掲載されていた。その純正品なのだが、これが1個 5,654円と高いのである。思わず「おいおい、5,654円もするのかよ〜」とため息が出てしまった。

 そして、アマゾンでの購入時に必ずチェックしている★の数だが、その商品は5つあるうち4つとなっていた。よって、ちょっと気になったので購入者のコメントを見てみたが、その時にやはり気になるのは★を1つしかつけてない人のコメントで必ずチェックを入れている。

 その純正品の場合、そのほとんどは「高すぎる!」というものだが、金額に関しては了承の上購入しているのでそれに関しては仕方がない。ただ、一つ気になるコメントがあって、それは「この商品、コピー商品ですよ!」というタイトルのものだった。

 そのコメントを残した人のレビューが「画像検索したら、アリババに何点も販売されており、「コピー商品にオリジナルロゴを印刷した」と書いてありました。US$19で買えます。」となっている。「いや〜、危ない危ない!」とも思ったが、よくよく商品の解説を見ると、どこにも「純正品」の文字は見られない。写真で見る限りは購入時に付属していたバッテリーそっくりであるが…。

 また、その他の「明らかに純正品ではない」と思われる互換性のバッテリーだが、最安値のもので2個で2,600円(つまり1個1,300円)、高いものだと3,000円近いものも見受けられた。安いものは色が黒だったがそのほかのものは薄い緑色となっていたので「同じ商品ではないのだろうな〜」というのは理解ができた。

 そして、安い互換性のバッテリーだからと言って決して評価が悪いわけではない。どれも5,654円で売られている商品と同じくらいの★の数である。もちろん、安い商品を購入して使えないようであれば元も子もないわで、それらの安い商品のレビューの中には「カメラに入れても、カメラ側に拒否されて電源が入らなかった」というコメントもちらほらとある。

 「どれにしたものかな〜」と迷ったが、高い純正品もどきも最安値の商品も避けて、1個 2,199円の商品を購入した次第である。

 商品は注文してから翌日には手元に届いたが、到着後すぐにカメラに入れて電源をONにしてみた。すると「バッテリー通信エラー、ご使用のバッテリーにCanonのロゴはありますか?」という文言が現れ「はい/いいえ」の答えを選択させられた。正直に「いいえ」を選ぶと「キャノンは、このバッテリーの動作および安全性を保障しません。ご使用を続けますか?」という文言が現れて、再び「はい/いいえ」の答えを選択させられた。そして、「もう買ってしまったんだから仕方がない」という感じで「はい」を選択すると、通常の撮影ができる画面に移行したので一安心ではあった。

 この手の商品はほぼ100%中国製なわけで、正直、「安さ」が最大の魅力である。ただ、問題は長期の使用に耐えうるものかどうかで、いくら安くてもすぐに壊れたのでは「安物買いの銭失い」以外の何ものでもない。まあ、こればかりは実際に使ってみないと何とも言えないが…。