旅行に持っていかなければならないもののリストの1つとして「衣類」が挙げられる。まあ、日帰り旅行であれば着替えは必要ないかもしれないが、宿泊が伴う場合は必需品となるはずだ。「2、3日くらい着替えなくても全然平気」と言う人もいるかもしれないが、往々にして「あなたは平気かもしれないけど、周りは迷惑している!」などというケースもあり得る。
さて、私の場合、このフィットネス紀行で持っていく衣類を2種類に分けられる。それは、「普段着」と「フィットネス用ウエア」である。
まあ、常夏の国に行くようなものだから、日本で夏場に着るようなものを持っていけばよいわけである。つまり、上着の基本はT-シャツ。下はジーパンのようなもので十分である。まあ、薄手の生地のハーフパンツのようなものがあれば、宿などではくつろげるかもしれないし、外出着にしてもおかしくはない。
私の場合、ここ何年も「服」と呼ばれるものを購入していないような気がする。下着と兼用になっているT-シャツなんか、前回、10年前にバンコクを訪れたときに購入したものを帰国後もずっとメインとして着ている。当然のごとく、年月が経つにつれてくたびれてくるので、年々その数も減っていき、残っているものにしても襟などはかなりほころびが目立ってきている。
よって、まだ今回の旅行の計画など全く立てていなかった去年(2016年)の夏には、「ちょっと買い足しておいた方が良いかもしれない」ということで、アマゾンで無地のものを「試しに」2枚ほど購入してみた。1枚700円前後であった。
ズボンも、もう12〜13年ほど前にユニクロで購入したジーパンを2着と、やはりバンコクで購入した2着のカーゴパンツの合計4着を(他にもあるのだが…)交互に履いていて、1度履くと数ヶ月は同じものを履き続けている。基本、外出の時だけに履いているので、短いときは近くのスーパーの往復の時だけに履くので1日20分ほど、長くても1日中履いているようなことは滅多になく、スーパーとフィットネスの往復がほとんどなので1時間ほどとなる。
短時間ではあるが同じものをけっこう長い期間履き続けるため、特にユニクロのジーパンなどはかなりくたびれてきていて、お尻の部分は「切り裂きジャック」状態になってしまった。まあ、最近の若者は敢えてそういうものを履いているので「オレも仲間入り!」なんて勝手に思っているが、ファッションとしてそういう格好をしている場合と、仕方なく?そういう格好をしている場合では明らかに違いが出るわけである。
以上のように、普段着るものが年々くたびれてきても「そう簡単に捨ててたまるかっ!ちょっとくらいのほころびであれば手縫いしてやる!」となるべく服は無駄に捨てないような生活を続けている。ただ、この先、どう考えても10年も20年も今ある服で回していけるとはとうてい思えない。そこで、今回の旅行は良い機会なので
ということになった。
よって、持っていく服は極力少なくするつもりだ。出発当日に着ていくものとは別に、T-シャツは1枚か2枚、パンツも同じ、そして替えの靴下は1足くらい、つまり1泊2日の旅行に必要なくらいの着替えをバックに詰め込むだけにする。それ以外に必要な服は全て現地で調達しようと思っている。
T-シャツやパンツはもとより、替えのズボン、そして宿でくつろぐためのハーフパンツみたいなものも買い求めよう。また、衣類だけでなくサンダルやタオルなども様子をみて購入するつもりでいる。今のところ「1円でもとことん切り詰めないと旅が続けられない」という状況でもないので、ある程度快適に旅が続けられるように臨機応変に対応しようと思っている。なにせ、久し振りの海外だしね!
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