ロン・ド・ジャンプ・アン・レール |
| 「アン・レール」には「空中で」という意味があり、回す足をフロアから浮かして行う「ロン・ド・ジャンブ」になります。
私が一番最初にこの動作(パ)を見たときは、一体何を行っているのか「訳ワカメ」状態で、とにかく膝から下をブ適当にラブラをさせたように記憶しています。それからしばらく時間がたつのですが、「やってみて！」と言われてもまったく進歩はないと思います。 ほとんどレッスンでは出てこないのです。「ア・テール」の方は必ずレッスンで行うのですが、「アン・レール」の方はそれ以来やっていないような気がしてなりません。自分で率先して行えばよいのですが、な YouTubeへの投稿動画などを色々調べていると、膝から下だけを動かすパと足の付け根から回していくものの2種類があるようです。 ここでは膝を曲げる方のパの解説をしていきます。 「ロン・ド・ジャンブ・ア・テール」と同じように外へ回すもの(アン・ドゥオール)と内側に回すもの(アン・ドゥダン)の2種類があります。 ・アン・ドゥオール（外回し） ・アン・ドゥダン（内回し） |
≪アン・ドゥオール≫
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・右足前の第5ポジションで立ち、右足を横に上げ、膝を伸ばしていく。 ・このとき、右足は付け根からしっかりとアン・ドゥオールをしていく。 ・左手はバーに軽く添え、右手はア・ラ・スゴンドし、顔は正面に向けておく。 |
2 |
・膝の高さは変えずに、つま先で楕円を描くように、右膝を曲げていく。 ・動作中は軸（左足のかかとから頭まで）をしっかりと固定し、アン・ドゥオールを維持していく。 |
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3・4 |
・さらに膝を、指先が左膝の触れるまで、曲げていく。 |
5 |
・つま先が左膝の内側に触れている状態からまっすぐの横に伸ばして、スタートの状態まで戻していく。 全体を通してのポイントは「アン・ドゥオール」の時と同じように ① 上げた膝の高さを維持しておく。 ② 回す足のアン・ドゥオールを維持する。 ③ 軸はフロアに対して常に垂直に保つ。 |
・足を伸ばしたもの
備考 |
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