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筋持久力系プログラム

 

プッシュアウェイ

 

 

 プッシュアウェイは、筋持久力系のスタジオレッスンの中でもシャフト(バー)を用いないでドーナツ型のウエイトだけを持って行う種目になります。もともと手に直接持つようにはなっていないウエイトなのでやりづらいところはあると思います。インストラクターの許可を得られるようであれば、ダンベルに置き換えても良いかもしれません。
下のイラストは左足をステップ台の上に置いた右のプッシュアウェイの解説になります。

 

 主に鍛える筋肉 :上腕三頭筋   

 

1 ・左足をステップ台の上に乗せ、上半身を前傾させ背筋を伸ばす。また、左手は左膝の上に軽くそえる。
・ウエイトを持った右手は、上腕部がフロアに対して平行か、または気持ち肘が下がった形にし、肘の角度は約90度で準備をする。
・脇は開かない。

 

2 ・肘の位置は変えないでウエイトを体側に沿って(脇を開けないで)、勢いをつけないで上げていく。

 

3 ・ウエイトを上げきったところ。(上げる高さで運動強度の調節ができる)
スタートの時点で上腕部がフロアと平行であれば、上げきったところでもほぼ平行となる。
・肘はピンと張らずに気持ち緩めたところで止める。
・上半身の前傾姿勢は最初から最後まで変えない。
・下ろすときもなるべく肘の位置は変えずに体側に沿って下ろしていく。

 

悪い例

・(左)背筋が曲がりウエイトを上げすぎてしまっている例。
・(右)脇が開いてしまっている例。

 

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備考
 
 経験上、スタジオに用意されているウエイトはほとんどのところで3種類です。(海外で1枚10キロというものを見たことがありますが)一番軽いもので1キロ、真ん中が2.5キロ前後、そして一番重いものでも5キロ前後と言ったところです。
手に直接ウエイトを持つ場合は、よっぽど巨大な手をしていない限りは片手に2枚のウエイトを持つのは無理なので1枚だけになります。つまり、選択肢としては上記の3種類の中から選ばなければなりません。
まあ男性であれば、もちろん個人差はありますが、一番軽いウエイトを持つということはほとんど負荷がかからないことになりますので、真ん中か一番重いウエイトを選ぶ形になりますが、重さは倍近く違ってきます。
ですから、「まんなかのウエイトだと楽勝だけど一番重いものでは最後まで持たないから、その中間があったらな」という思いをすることもしばしばですが、ダダをこねていても仕方がありません。与えられた環境の中で頑張っていくしかないのです。
「今日は最後まで何とかもってくれ!」といつも一番重いものを手に取っているのですが、体調によっては途中で「撃沈」してしまうこともしばしばです。ただ、シャフト(バー)を持つのとは違って軽いものにするのは簡単ですが…。