バックキック

 

自分の後ろにいる「仮想の相手」に対しての「蹴り」になります。キック系の格闘技のレッスンで用いられる動作ですが、短いレッスンでは、フロントキックや膝蹴りほどは頻繁には出てこないかもしれません。 サイドキック同様、上半身を倒し、片足で立った状態から足を押し出していきますので、バランスを取る力が必要になってきます。 レッスン中に他の人のバックキックを見ていると、真後ろと言うよりは斜め後ろに蹴っている人が多いです。蹴る動作の中では一番難しいものになるかもしれませんが、ぜひきれいに蹴れるようにマスターしてみてください。ヒップのシェイプアップ効果も非常にあります。

 

≪オーソドックススタイルでの右のバックキック≫

1	・オーソドックススタイルで構える。 こぶしの高さ、足の位置、脇を開かないなどに注意する。詳しくは「構え方」を参照。

 

2	・後ろに視線を向けながら左足を一歩下げる。

 

3	・上半身を前傾させながら、かかとを後ろに向けるように右足を上げていく。

 

4	・少しずつ上半身の前傾を強めていく。 ・まだこの時点では膝は曲げた状態を保つ。 ・この辺りから少しずつバランスを取ることが必要になってくる。

 

5	・上半身をある程度まで前傾させたら、かかとを押し出すような気持で膝を伸ばしていく。　 ・狙うところは「仮想の相手」の腹部あたり。 蹴る高さで運動強度を調整することができる。 ・両手はさほど意識する必要はないが、右足を蹴り出すと同時に右手を前方へ押すような形を取ると、キックに勢 いをつけることができる。

 

6	・最後、勢いよくかかとを中心とした足の硬い部分が「仮想の相手」にあたるように蹴りだしていく。

 

その他	・個人で練習するにあたっては、最初バランスの取れないうちはイラストのように壁などを支えにして練習をしていくとよい。10回程度でもかなりお尻の筋肉を刺激するので、ヒップのシェイプアップには最適。慣れてきたら少しずつ手の補助を外していく。

 

・Woopie Video DeskTopでの動画再生　　　　※Woopie Video DeskTopの動画再生に関して

 

備考