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トッピクス - 旅に出よう - 国内・自転車旅行

 

 

 

 大阪の親戚のうちに3泊ほどお世話になった後、京都に移動している。恐らく、京都は高校の時の修学旅行以来だと思う。修学旅行は、確か2泊3日だったので(あれっ、3泊4日だったかな…?)、まともに見学はできていない。よって今回は少しゆっくりと寺院などを見学する予定でいた。

 京都でもユースホステルを利用した。恐らく東山ユースホステルだと思うのだが、ほかにもいくつかあるようなのでちょっと自信がない。(東山ユースホステルは2011年に閉館している)

 京都だけあってユースホステルには海外からの旅行者が多い。その中に香港から来ている男性がいた。年齢などは聞いていなかったが、恐らく30〜35歳くらいだったと思う。香港でタクシーの運転手をしているということであった。

 彼が自転車をレンタルするということなので一緒に市内観光に出たが、その写真は1枚も残っていない。彼に関しては印象に残っていることが1つだけある。まあ、香港の男性がみんなそうするわけではないと思うが、彼は、一度口に含んだ食べ物を手で取り出して、再びお皿に戻して確認する癖があった。もちろん口に含んだ食べ物の全てではなく、その一部なのだが…。理由は定かではなかった。

 我々日本人だって、何らかの理由で一度口に含んだ食べ物を出さなければならないようなことはしばしばあるかもしれないが、その様な場合、手で見えないようにしたり、顔を横に向けたりして行うと思う。しかし、彼は全くお構いなしであった。それを見て、一緒のテーブルで食事をしていた西欧人たちは怪訝な顔つきをしていたのを覚えている。

 また、オランダ人の男性(年齢は40半ばほど)とアメリカ人の男性(年齢は50半ばほど)とユースホステルの食道で話す機会があり、「ちょっと街に繰り出そう」ということになった。「日本文化を知りたい!」と言うことだったので、パチンコ屋に連れて行った。各々が100円分の球を買ってプレーしたのだが、そんなのは1分ももたなかった。追加して球を買うことはせず店を出たのだが、感想を聞くと「うるさすぎる!」とのことであった。

 次に居酒屋へ連れて行った。まずはビールでそれぞれの旅の無事を祈って乾杯をした。つまみも適当に頼んで小一時間ほどいたであろうか、そろそろユースに戻ろうかということになり、「みんなは海外からのお客さんだ。ここは私が払うから!」と提案すると、オランダ人はすぐに「Thank you」と言ってきたが、アメリカ人の紳士は「No,you don't have to . Let's go Duch!」との返事で、結局は割り勘にした次第である。

 居酒屋を出てユースに向かっていると、オランダ人が「京都でも夜な夜な女性が街角に立つのか?」と聞いてきたので、「いや〜、どうだろうか。そんなことはないと思う」と答えると、ちょっと残念そうな表情をしていた。

 

備考