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 さて、とうとう西表島(いりおもてじま)へ渡ることとなった。「西表」と聞くと、「イリオモテヤマネコ」を思い浮かべ、「ずいぶんと遠くへやって来たな〜」という感覚に浸らずにはいられなかった。

 地図を見ると、石垣島と西表島はすぐ隣同士のように見えるが、おそらく最短距離でも35`ほど離れている。石垣島からフェリーが出ているが、その航路には大原航路と上原航路の2通りがある。私は上原航路を利用した。それは、宿泊予定のユースホステルである「いるもて荘」が上原航路の終点の上原港に近いところにあったからである。

 ちょっとネットで「石垣島-西表島、フェリー」で調べてみると「八重山観光フェリー」がトップに出てきて、おそらくその運航会社のフェリーをしたものと思われる。船の種類もいくつかあるみたいで、航路により使い分けているようだ。定員も、少ないフェリーで90名前後、大きなものになると190名弱は乗れる。しかし、どれも客船で、もちろん車などが乗せられるようなものではない。私は自転車とともに乗船しているので、自転車はどこか適当なところに係留させてもらったのだろうか?と、その辺の記憶は非常に曖昧である。乗船時間は40分ほどなので、ちょっと景色を楽しんでいる間には着いてしまった。

 ユースホステルは徒歩だと港から20分ほどかかる。事前に予約を入れておくと港まで迎いの車が来てくれるみたいだが、私の場合は愛車があるのでその必要はなかった。

 私が訪れた日だが、石垣島のユースホステルで撮ったユースホステルの写真の日付が「6月27日」になっている。そして、西表島の写真で一番日付の早いのものが「7月2日」である。 よって、その間、写真を撮っていない日もあるので、おそらく西表島に渡ったのは6月の末だと思う。事前にこの「いるもて荘」に宿泊の予約を入れていたかどうかは不明だが、私が訪れたときにはけっこう宿泊客はいた。

 この「いるもて荘」にはトイレの付いた個室もあり民宿も兼ねているようであったが、私が宿泊した部屋は畳みで、確か「3人部屋」だったように記憶している。

 宿泊客もいろいろである。学生さんだったり、または社会人であったり、そして私のように時間を掛けて旅をしている人もいた。そして、リピーターも多いようで、毎年この時期になると来ている人もいるようでたった。私はその身なりからだが、すぐに「ヒゲさん」というニックネームが付けられ、最期まで本名で呼ばれるようなことはなかった。

 以下の写真は「かっちゃんのお魚ブログ」のご厚意で拝借させていただいた。ありがとうございます!実は「いるもて荘の外観ってどんなかんじだったけ?」とグーグルの画像検索で探していると、良い写真が目に入って来た次第である。クリックすると、ブログに掲載された写真だと分かったり、メールアドレスが載っていたので「借用したい」旨のメールを送ると快諾していただいた。

 私もときおり、全く知らない人から「サイト内に掲載しているものを使わせて欲しい」とメールを頂くことがある。その多くは、筋肉を解説したページで使用しているイラストを使わせて欲しいという内容のものである。

 私も、「全部、使わせてください!」と言われると、何百時間もかけて描いているので「それはちょっと…」となってしまうが、ほとんどは「とりあえず必要なものだけ」なので、「少しでもお役にたてるのなら」ということで使って頂くことにしている。

 去年の11月ころであったろうか、ある女性の方から「バレエをやっていて、使う筋肉の解説をしたいので、立ち上げているブログでイラストを使わせてほしい」というメールを頂いた。一応、ブログの方を確認させていただいたのだが、どうも年齢的には60を超えていると思われる人であった。とりあえず、特に支障もないような気がしたので快諾した次第である。

 それ以来、特に連絡はなかったのだが、ちょうどクリスマスの日だと思う。アマゾンからメールが一通届いた。「あれっ、最近、注文はしていないと思うが…?」と見てみると「ギフト券が届いています」との内容であった。

 「ギフト券?」と言う感じで全く意味が分からなかった。よくよく見ると「〜さんから2,000円分のギフト券が届いています」との内容であった。「〜さん」に最初は全く心当たりがなかったが、よくよく調べてみると、「バレエをやっていて、使う筋肉の解説をしたい」と言う人からのギフトだということが判明した。全く予期せぬクリスマスプレゼントであった。

 早速私は、彼女に「こんなことして頂かなくても気兼ねなく使って頂ければよかったのですが、送り返すわけにもいかないので、ありがたく使わせていただきます」とメールを送った次第である。結局、ただのちゃっかりものだったのかもしれない?こんなこともあるものだ…。

 

 

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