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トッピクス - 旅に出よう - 海外(その5)

 

 

 

・突然、きれいなビーチが見たくなった

 

 

■ 突然、きれいなビーチが見たくなった ■

 ある日突然、きれいなビーチが見たくなってしまった。「さて、どこへ行こうか?」と悩んでいると、ある3文字が頭の中に浮かんできた。それは、「タ」、「ヒ」、そして「チ」であった。「タヒチ」、う〜ん、何とも言えないトロピカルな響きではないか!さっそく、どうやったら行けるのか調べてみた。まだ当時はインターネットなどは普及していなかったので、ガイドブックを見たり、旅行代理店に行くか電話をかけるなどして調べるしか手はなかった。そこで、「地球の歩き方」を購入し、チケットを扱っていそうな代理店に電話をしてみた。

  私:「あの〜、タヒチに行きたいと思っているんですけど…」

代理店:「タヒチですか。日本からの直行便はあることはあるのですが、週に1便だけなんですよ。」

  私:「週に1便だけですか…」

代理店:「ええ、それで、そのほとんどは新婚旅行で埋まってしまうんです。」

  私:「そうですか。じゃあ、無理でしょうか…」

代理店:「直行便は難しいですね!ただ、ハワイからも週に1便だけタヒチ行きがありますから、ハワイ経由で

     あれば、可能性はないことはないですよ。」

  私:「ハワイ経由ですか…。ちょっとあたってみてもらえますか?」

代理店:「いいですよ。ちょっと待ってください。」

 1、2分待たされて

代理店:「大変お待たせしました。来週の金曜日の便であれば空きがあります。」

  私:「そうですか。じゃあ、お願いします。」

 と、話はトントン拍子で進み、私はその旅行代理店で「成田-ハワイ」間と「ハワイ-タヒチ」間の往復チケットを購入した次第である。ハワイは初めてで、特に「行ってみたい!」という地ではなかったが、「どうせついでだし…」ということで、行きに4日間、帰りに3日間の合計1週間滞在予定でチケットを購入した次第である。

 さて、ここでちょっとタヒチについての基本情報を記したいと思う。タヒチは、いわゆるタヒチ島という島の名前になる。フランス領ポリネシアになるのだが、フランス領ポリネシアには、ソシエテ諸島、マルキーズ諸島、トゥアモトゥ諸島、トゥブアイ諸島、そしてバンビエ諸島の5つの諸島があり、タヒチはソシエテ諸島の中の一番大きな島で、フランス領ポリネシアの中心となる。そして、島の中で一番大きな町がパペーテであり、国際空港もそこにある。

 ウィキペディアには以下のような記述がある。

2002年の国勢調査によると、総人口24万5405人のうち、83%がポリネシア人、12%がヨーロッパ人、5%が東アジア人となっている。また、全人口の69%がタヒチだけで生活している。首府パペーテの都市圏は12万7635人の住民を有している。」

 おそらく、「ヨーロッパ人」というのは、そのほとんどはフランス人のはずで、公用語はフランス語とタヒチ語となっている。私は、首都のパペーテから日本に国際電話を掛けたが、距離的には「パペーテ-フランス」と「パペーテ-日本」を比べれば、明らかに「パペーテ-フランス」の方があると思うのだが、通話料は、日本に掛けるよりもフランスに掛けた方が1/2から1/3ほどであった。それほど、「フランス領」とあって、フランスとの経済的な結びつきは強くなっている。

 

備考