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トッピクス - 旅に出よう - 海外(その5)

 

 

 

・全くやれやれである

 

 

■ 全くやれやれである ■

 今回、行き帰り合わせてのハワイでの滞在は1週間である。行きにホノルルで4泊している。そして「帰りもホノルルではあまりにも芸がない」ということで、ホノルルに滞在しているときにハワイ島のヒロにあるホテルに電話を入れて予約済みで、「ホノルル-ヒロ」間の往復の航空券も購入済みである。

 もし、日本への帰国便の日付の変更が可能であれば、既に購入したヒロまでの往復の航空券を無駄にしてでもなるべく早く帰国することも検討したであろうが、残念ながら変更はできなかった。

 タヒチからの便がホノルル空港に到着をし国内線のロビーに移動したのだが、出発までに待ち時間が3時間ほどあった。これが辛かったこと辛かったこと。体調が良ければあっちこっち歩き回っただろうが、とてもそんなことをする気にはなれなかった。ベンチに座っていても身体がダルかったので、ロビーの隅の方に行きバックパックを枕にしてフロアの上に横になり、ウトウトしながらなんとか3時間を潰し、何とかヒロに向かう飛行機に乗り込んだ。

 また、ヒロでの行動だが、もちろんほとんどホテルからは出ることはなかった。出ても食料品を買いにスーパーに行くくらいで、観光は全くしていない。ずっとベッドに横になってテレビを見ていたような気がする。それでも最終日、体調もかなり良くなったので、「せっかくここまできたのだから何か一つくらいは思い出に残そう」と部屋に置いてあった観光ガイドブックを手に取ってみた。

 「あんまり身体を動かすのは無理そうだし…」とページを繰っていくと「ヘリコプターツアー」なるものがあるのが分かった。ここハワイ島ではキラウエア火山や熱帯雨林などの数々の自然がかなり残っていて、それをヘリコプターで回っていこうというツアー行われていた。ツアー会社もいくつかあるようなので、その内の一つに電話を入れてみた。

(以下、私の拙い英語で)

受付の女性:「はい。〜ツアーですが。」

    私:「あっ、〜ツアーですか?」

受付の女性:「はい。そうです。今日は〜?」

    私:「え〜と。英語はあまり得意ではないので…。ヘリコプターのツアーに参加できないかと電話したのですが…」

受付の女性:「はい。何人ですか?」

    私:「一人です。」

受付の女性:「Soryy…」

 このように会話はあっけなく終わってしまった。「一人で参加するのは難しいのかな」と思い、他のツアー会社に電話をするようなこともなかった。このようにしてヒロで何をすることもなく3日間を過ごし、最終日、帰国の便に乗るためにワイキキ空港まで戻り、予定通りの便に乗ることができた。全くやれやれである。

 

備考