プロフィール
       

     

 

 

 

 

 

■ ブルージュ ■

 オランダの次は隣接するベルギー入った。今までは全てその国の首都を一番最初に訪れたが、ここベルギーではブルージュを最初に訪ねることとなった。

 理由は、多分、次の訪問予定をしているドイツとの位置的なことを考えると、最初にブリュッセルに入ってしまうと「ブルージュ-ブリュッセル」間を往復しなければならないからだと思われる。

 ブルージュは「水の都」で「北のベニス」とも呼ばれている。ヨーロッパでも有数の古都の一つで、世界遺産にも登録されている。

 

   

 

   

 

  

 

 街中をブラブラしていると、パレードに出くわした次第。かなり大がかりなもので、中世のいろいろなコスチュームを着た多くの人たちが行進をしていた。ちょっとネットで調べてみたが、まったくそれに当たるものが見つからなかった。

 

   

 

 

 

■ ブリュッセル ■

 ベルギーの首都ブリュッセルはブルージュから電車で1時間ほどの距離にある。以下のようなところを観光してみた。

小便小僧

 なぜ有名なのかは諸説がある模様。コペンハーゲンの「人魚姫の像」よりは良いかもしれない。ここの小便小僧がモデルとなって世界各地に存在しているとのこと。日本にもあるらしい。でも、日本には小便小僧よりももっと有名な「鼻たれ小僧」がいる。

 

ワーテルローの丘

 ブリュッセルからバスで1時間半くらいのところにある丘。当時も現在も「歴史」はからっきしダメで、「自国の歴史でさえあやふやなのに、外国のなんて…」という状況が続いているわけだが、一応、「ナポレオンが敗れた地」ということで訪問していると思う。ちょっとネットで調べてみたが、どうも戦場にはなってなかった模様。

ウィキペディア「ワーテルローの丘」

 

   

 

   

 

■ ユースホステル ■

 今回の旅行での宿は、そのほとんどをユースホステル(以降ユース)を利用した。理由は、まず第一に宿泊料が安いということが挙げられる。次に、観光地には必ずと言ってよいほどあり、他の国からの旅行者とも知り合えていろいろと情報交換ができるということ。それから、まあ、変な安宿に泊まるよりは安全面で良いのではと思ったからである。

 当時、日本のユースは夕食を提供するところ(有料)が多かったが、ヨーロッパの場合は、そういうところがあることはあったが、ほとんどのところは出していなかったように記憶している。ただし、朝食に関しては、多くのところで「パン+バター+ジャム+コーヒー」という簡単なものを出していた。

 よって、夕食は自分で用意しないといけない。都会のユースを利用した場合は、まあ、周りには安価に食べられる食堂などがある場合は利用したりしたこともあるが、基本はスーパーなどでパンや缶詰、またはサラダなどの惣菜や、ときおり「今夜は御馳走だ!」などといってローストチキンを買って夕食とした。

 「夕食を提供していないところが多い」と記したが、そのような場合、自炊ができるようにキッチンがある場合が多く、備え付けのナベやフライパン、そして食器等は利用できた。(私は利用したことがなかったので、それが無料なのか有料なのかは分からない)

 何回か目にした光景なのだが、当時は中国人は今のように自由には海外旅行はできなかったので、おそらく香港か台湾から来た若者たちだと思うが、彼らの自炊はとても豪華であった。

 こっちがパンにハムを挟み、マヨネーズをかけてほおばっているところを、野菜炒め、焼きそば、チャーハンなどの3、4種類の料理を作って温かいのをおいしそうに食べているのである。私は横眼で彼らが持つ箸の軌道を、なるべく唾をたらさないように追ったものである。これはかなり羨ましかった!

 

備考