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トッピクス-海外(その2)

 

 

 

 

 

■ マドリッド ■

 フランスのトゥールからスペインの首都マドリッドに入る。アルバムには以下のように記されている。

「8月27日、朝の8時半にマドリッド着。夜行列車で、8人用の1つのコンパートメントに6人が入っていたのでほとんど眠れず」

「マドリッド:市内での交通は、バスか地下鉄のメトロとなる。メトロは30ペセタで、日本円にして約75円ほど。しかも均一料金なので、どこへ行っても30ペセタ。また、ヨーロッパを安旅行している者にとって、タクシーを利用できるのはスペインかポルトガルぐらいと言われている。パリに比べると物価はかなり安く。安ホテルなどもたくさんある。ただ困ったことに、ここスペインにも昼寝の習慣があり、1時から4時くらいまではお店の70〜80%くらいが閉店となる。」

 ヨーロッパでは、当然のことながら多くの場合は、それぞれの国々で使われている言葉は異なる。英語でさえあやふやな私ではあるが、なるべくその国に入るときは、簡単な挨拶や数字くらいは覚えるように心がけた。記憶違いでなければ、「地球の歩き方」にその辺のところは記載されていたように思う。もちろんカタカナではあるが…。

 ここスペインでも「ありがとう(グラーシアス)」「やあ(オーラ)」などの簡単な挨拶や、「1(ウノ)」「2(ドス)」などの数字、そして簡単な単語としては「日本人(ハポネース)」「学生(エスツディアンテ)」などを覚えた。

 また、それらの簡単な挨拶や数などと一緒に覚えた単語として「セレベッサ」があった。これは今でも忘れられない単語である。「ビール」という意味のスペイン語。スペインでは、カフェなどで「ビア」と言って注文すると、ウエイターはうなずくのだが、持ってくるものは「ワイン(ビノ)」になる。失敗から学んだ単語だ。

 

■ 市内観光 ■

 市内観光として、プラド美術館、スペイン広場、またはノミの市などを訪れている。

 

 

■ 闘 牛 ■

 闘牛はスペインの国技であるが、近年では、人々はサッカーへの関心の方が強くなってきているようだ。また、動物愛護団体からの批判も受け、2007年度の国勢調査では、3/4の人たちが「闘牛には関心がない」と回答したほど衰退しているようである。

 バルセロナがあるカタルーニャ州では、2010年度に「闘牛禁止法」が成立し、2011年度にはスペイン全土でのテレビ中継が終了している。日本でも、国技が一時期危ぶまれる時期があったが…。

 特に興味があったわけではないが、「せっかく来たのだから…」と足を向けてみた。しかし、少し距離があるとはいえ、目の前で地を吐く牛の姿を見るのは決して気持ちの良いものではなかった。

 

 

備考