トッピクス-海外(その2)
「9月1日、朝8時20分、グラナダ着。マドリッドから夜行で約10時間。1つのコンパートメントに2人だけであった。ラッキー!」これも今となっては全く記憶に残っていないのだが、トレドから一度マドリッドに戻ってグラナダに行っている。まあ、路線の関係なのだろう。
1492年、約800年続けてイベリア半島を支配していたイスラム勢力は、最後の砦となったグラナダがカトリックの勢力によって陥落し終焉を迎える。
イスラム勢力全盛期に建築されたのがアルハンブラ宮殿である。「グラナダ=アルハンブラ宮殿」と言っても過言ではない。「イスラム建築の傑作」と評価されている。
アルバムには次のように記されている。(一応、ガイドブック等を参考にしていると思うのだが…)
「アルハンブラ宮殿は次の4つに分かれる。
@アルカサバ(城塞) Aカサ・レアル(王宮) Bパルタルの庭(庭園) Cヘネラリフェ(離宮)」
アルバムより
「宮殿を見ようと訪れる日本人の観光客は多い。グラナダでは同じホテルに2泊する。ホテルのおばさんは英語は全くと言ってよいほど話せないが、だいたいは身振り手振りで何とかなるもの。それも旅の楽しみの一つである。」
「スペインに入ってから。物乞いが目立つようになる。道路の脇で小さな子供を抱えて座っているもの。(消極タイプ)手を差し伸べてよって来るもの。(積極タイプ)あるいは、年配の人が泣きながら歩き回っている場合もある。一般的にはジプシーが多いようだ。」(※「ジプシー」は現在、差別用語として扱われている模様)
「アルハンブラ宮殿はちょっとした丘の上にあり、そこへ通じている道は狭い。私は歩いて登ったが、途中で一人の小太りのおばさんが道の脇に立ち、片手に握ったしなびかけているカーネーションを道行く車に売ろうとしている。帰路には女性の数は6、7人に増えていて、道路の真ん中を陣取り、通る車の前に立ちはだかり無理やり車を停めて片手のヨレヨレのカーネーションを売りつけようとしていた。」
■ ジプシー ■
(以下、「はてなキーワード」からの抜粋となる」
「インド北西部が発祥の地であるとされ、6世紀頃から移動を開始し、14世紀頃にはヨーロッパに到達して、その後全欧州的に広がったとされる。民族的には家族単位での移動生活を旨としており、ためにノマド*3が放浪者と表す語として用いられたように、ジプシーも放浪者を指す語としてしばしば用いられてきた。」
備考 |
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