プロフィール

     

筋トレ チューブ・エクササイズ

 

グッドモーニング

 

 

 さて、名称の由来ですが、想像するに、挨拶をする時の姿勢に似ているのでこのように呼ばれていると思うのですが、私自身としては、「西洋人は挨拶をする時に「おじぎ」をしたっけ?」「グッドアフタヌーンやグッドイーブニングであっても良かったのでは?」と言う思いがしないでもありませんが…。

 動作としてはかなりマイナーなものだと思われます。正直言うと、やっている人を見たことがありません。フリーウエイトなどで重い負荷をかける場合はかなり注意が必要だと思いますが、チューブあたりであれば負荷が強すぎてけがをする可能性はかなり低いとは思いますが、腰痛がある人は要注意です。

 また、ハムストリングスの柔軟性がない人は、膝を伸ばしたまま上半身を倒していくのは辛い場合もありますので、その時は膝を曲げて調節してください。

 なお、下の解説ですが、本来ならイラストの「3」がスタートの位置になると思いますが、「3」の姿勢からチューブを握っていくのはやりづらい部分もありますので、立った状態からチューブを握ってみました。その場合、立ってチューブを握った時点でかなりチューブの張りを感じないと、チューブを用いる意味がなくなってしまいますので、注意してください。

主に鍛える筋肉 脊柱起立筋大殿筋

 

 《フロアに立ち、両足でチューブを踏んで》
1
2
3

 

1

両足でチューブを踏み、胸の前でクロスするようにそれぞれの手でチューブを握っていく。

この時点で、「張り(引き戻される力)」を感じるくらいまでチューブが伸びていないと、チューブを使用する意味がなくなってしまうので注意する。また、チューブの持ち方は一様ではなく、胸の前でクロスさせないもの、チューブの長さによっては、手をフロアに向けて伸ばして引くやり方もあり、各人がやりやすい方法を選ぶこと。

2・3

背筋をまっすぐに保ち、膝を曲げないで(辛い場合は曲げて調節する)上半身を倒していく。

上半身は、可能であればフロアと平行になるくらいに倒すが、ハムストリングスの柔軟性なども関係してくるので、それぞれ無理のない範囲内で調節すること。

本来ならこの姿勢がスタートとなる。ここから息を吐き、背筋をまっすぐに保ちながら、上半身をフロアと垂直になるまで起こしていく。スタート時点では、視線は真下ではなく、気持ち斜め前のフロアに向けると良い。

(回数)1セットを10回から15回とし、1セットから3セットを目標とするようにする。