「各スタジオエクササイズ」-「ヨガ」-「こんなポーズ取ってみました」

Supta Kona Sarvangasana

読み方
スプタ・コーナ・サルワーンガアーサナ
英名
Supine Angle Shoulderstand
和名

 

「多少はまともに取れているかな? 」と思っていたのですが、こうして比べてみると何となく似てはいますが・・・。
一番大きな違いは上半身の立て方になります。Mr. ヨーギーの場合、ほぼ床に対して垂直になっていますが、私の場合は3の腰と2の背中のラインが大きくずれ、1の背中全体が弧を描いてしまっています。
  これは首の柔軟性の違いによるものです。Mr. ヨーギーはアゴが胸にべったりとつくくらい首を折っていますが、私の場合、首が硬いので彼ほど首を折ることができず、床に対して上半身を立てることができないのです。
後はそれぞれの人差し指と中指で足の親指をつかんで体を安定させます。4の太ももの裏のハムストリングスの柔軟性が求められますが、これくらいであれば問題ないでしょう。
でも、人のことは言えませんが、中には本当に体が硬い人をたまに見かけたりします。 座位での前屈(座って両足を前に伸ばして上半身を前屈させる)の時に指先がすねの真ん中あたりにしか来ない人がいたりするのですが、「大丈夫かな?」と他人事ながらに心配になってしまいます。
柔軟性は、スポーツをやる上では欠かすことができません。パフォーマンスの向上につながりますし、ケガの予防にはとても必要なものです。また、スポーツ以外に、柔軟性の有無が生活の質に大きく影響を与えたりします。 これから年をとればとるほど体は硬くなり、筋力は落ちる傾向にあります。つまり、高齢になるとちょっとしたことで転倒して、それが骨折などの原因になってしまうのです。
私の祖母は、父方も母方も90歳近くまで生きましたが、ともに転倒(家の中で)が原因で骨折してしまい寝たきりになってしまいました。それさえなければ、まだまだ元気で長生きができたでしょう。
是非、老後の生活の質を上げるために柔軟性をつけていきましょう。「歳だから・・・。」と自分に言い訳をしないで、「歳だからこそ」とこつこつとやっていくしかないのです。