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スタジオエクササイズ - バレエ - センターレッスン

 

シャッセ

 

 

 言葉的には「追いかける・狩りをする」という意味です。出した片方の足を、もう一方の足が「追いかける」パになります。「ティアラといっしょ!やさしいバレエ」(新書館)では「つなぎのパ」ということで、このシャッセやパ・ド・ブレなどを紹介しています。

 私が受けているレッスンでは、センターで「シャッセ → パ・ド・ブーレ → ピルエット」の形で出てくることが多いと思います。初級のレッスンでは、このシャッセを続けて行うこともけっこうあるのではないでしょうか。

 このシャッセですが、いやな思い出があります。以前受けていた初級のクラスでは連続していた形でよく行われたのですが、ある日いつもと同じように行っていたときのことです。プレパレーションからフロアをけって少し高めにジャンプして空中で第5ポジションに前後に足を重ねたときに、左ふくらはぎの部分に「プツっ!」というような感覚があって、着地したときには左足は痛くてフロアにつけることができませんでした。

 なんと、肉離れをしてしまったのです。左足を地面につけることができなかったのでまともに歩けず、タクシーで帰宅する羽目になってしまいました。

 幸い軽症で、内出血を起こすようなこともなかったのですが、1週間くらいは左足は引きずって歩いていました。

 しかし、情けなかったです。初めての動作ではなかったですし、ふくらはぎも、日々の筋トレの中である程度はメニューに入れていたので、「あの程度で肉離れをしてしまうの?!」という思いはありました。

 「あの程度のことであれば、格闘技系のレッスンやたまに出ているエアロでも行っているのでは?」という思いもあるのですが、ふと「もしかしたら歳のせい?」という気がしないでもありません。「いやだ、いやだ、歳は取りたくないな〜」などとも嘆いてみるのですが、奮起し「いや、俺はアンチエイジングを貫き通すぞ!「もう年だから」などと言い訳はしないぞ!死ぬまで鍛えてやる!いっそのことトレーニングしながらポックリいってやる!」と張り切っている自分がいたりするのです。

 

 

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プレパレーション

・体を8に向け、左足を後ろのタンデュにする。

・腕は軽く左右に広げ、顔は1に向けておく。

(このプレパレーションは一例です。第5ポジションのアン・バーからイラストの3に移行する場合も多いと思います)

2・3

・右足はクぺを通過して前のタンデュにしていく。このとき、軸足である左足はドゥミ・プリエにする。

・腕はアン・バーからアン・ナヴァンを通過して、左腕をアン・オーへ、右腕はア・ラ・スゴンドに運んでいく。

・顔は指先を追いながら、進む方向である8に向ける。

 

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4

・左膝を曲げて、第4ポジションのドゥミ・プリエにする。

5

・両膝のバネを用いてフロアをけって8の方向に向けてジャンプし、空中で右足を左足に引き寄せて左足前の第5ポジションにしていく。

6

・右足のドゥミ・プリエで着地をし、左足は前のジュテの形を取る。

・繰り返し行う場合は、2に戻って左足のつま先をフロアにつけていく。

 

 

 

備考