デヴェロッペ |
「デヴェロッペ(developpe)」という言葉自体には「発展する・広げる」という意味があります。片足を軸にして、もう一方の足を「スュル・ル・ク・ド・ピエ ⇒ パッセ」にし、ゆっくりと伸ばしていくパになります。バーでのレッスンやセンターでのアダージオなどでよく行われます。 足は高く上げられれば上げられるほどきれいに見えると思うのですが、柔軟性にプラスして、グラン・バットマンのように勢いをつけることができませんので、それこそ筋力が必要になってきます。 前のデヴェロッペで、「うわ〜、大腿四頭筋がつりそう!」と思っているのは私だけなのでしょうか? |
≪前のデヴェロッペ≫
≪横のデヴェロッペ≫
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≪後ろのデヴェロッペ≫
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スュル・ル・ク・ド・ピエ ・指の裏でフロアを擦りながら、右足を後ろ(デリエール)のスュル・ル・ク・ド・ピエに通す。 |
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アラベスク ・膝の高さを維持したまま膝をまっすぐに伸ばしていく。
・アン・ドゥオールはしっかりと維持しておく。 ・膝を伸ばすに従って、上半身が前傾しやすくなるが、胸はしっかりとフロアに対して垂直に保つ。 ・腕は前方へ。 ・足を後ろに上げていく動作は「股関節の伸展」になり、大殿筋、ハムストリングスの筋肉群が働く。また、拮抗筋としては「股関節を屈曲」させる筋肉群なので、それらの柔軟性ももちろん必要だが、それよりは背中の底部にある筋肉群(いわゆる腰の筋肉)の柔軟性がないと足は高く上げることができない。特に腰多裂筋などの着き具合が大きな要因になると思われる。 (もう二十歳前のことなので大昔のことになりますが、力仕事のバイトをして腰を痛めてしまいました。つるはしなどを振り上げていましたので、無理な筋肉の着き方になり、おそらく筋肉性の腰痛になってしまったようです。それ以来の持病となっています。同じ姿勢を取るのが非常につらいのです。特に立っていることが…。30分じっと立っているのであれば、ずっと歩いていた方が楽なくらいです。とにかく腰の筋肉群が硬いのです。後ろに反らすことがほとんどできません。ですから、この「足を後ろに上げる」という動作は非常に苦手で、アラベスクなどまともな形にはなっていません。まあ、「痛い、痛い」と言いながらもずっと体は動かしてきていますし、腰痛で死ぬことはないとは思うのですが…。 |
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・Passe Developpe Ballet Position(パッセ・デヴェロッペ、バレエポジション)
・Developpes Passes Devant(デヴェロッペ・パッセ・ドゥヴァン)
【その他の投稿動画】
・Developpes Passes Derriere(デヴェロッペ・パッセ・デリエール)
・Fondu Developpe(フォンドュ・デヴェロッペ)
備考 |
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