リンバリング |
語源は英語の「しなやかにする、柔軟体操をする」という意味の「limber」から来ています。ですから、ストレッチや柔軟体操を意味するのですが、バレエの場合は、特にバーを用いたストレッチを指す言葉になっていると思われます。
まあ、レッスン前に各自で行っていることが多いのですが、私が受けているレッスンでは、前半がバーのレッスン、後半がセンターでのレッスンになっていて、その間に休憩があって、「曲をかけますので、各自でリンバリングしてくださ〜い!」となるわけです。 下記のリンバリングはある解説書に掲載されていたもので、ほんの一例になります。ただ、私の短いバレーの経験から言わせていただくと、やろうと思えば何十種類と組み合わせ方はあるのかもしれませんが、実際に行うのは結構パターンは決まっていたりするのではないでしょうか?! ヨガでもそうですが、「吸う・吐く」の呼吸をしっかりと意識していきましょう。基本的には、上半身を倒す時に呼吸を吐いていきます。意識するのとしないのではストレッチの度合いも違ってきます。また、あまりにも辛くて呼吸が止まってしまうのも正しいリンバリングとは言えません。 YouTubeへの投稿度がですが、いろいろと物色してみたのですが、まともなものが一つもありませんでした。 |
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・右足をしっかりと伸ばし、かかとをバーに乗せていく。 ・このとき、左右の骨盤のラインはフロアに対して平行に保つ。 |
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・息を吐きながら左足をドゥミ・プリエし、軸(頭から骨盤)がフロアに対して垂直であることを確認。 (ハムストリングスのストレッチ) |
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・息を吸いながら軸足の膝を再び伸ばし、顔を右遠方に向ける。 |
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・息を吐きながら上半身を後ろに倒していく。 (大胸筋、腹直筋のストレッチ。上半身を後傾させることを「背筋を伸ばす」と説明している場合もあるが、後傾させると背中の筋肉群は収縮する。もし「伸ばす(ストレッチする)」のであれば、ヨガの猫のポーズのように、逆に丸めなければならない。) ・このとき、手でバーを引っ張らないようにし、軸足の膝はしっかりと伸ばしておく。 |
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・息を吸いながら再び上半身を起こす。 |
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・息を吐きながら、左手を、バーに乗せている右足と引っ張り合うようにして、左横に伸ばしていく。 ・顔は左手の指を見るようにしていく。 |
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・息を吸いながら、左手をアン・オーのポジションにしながら上半身を起こす。 |
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・息を吐きながら、アン・オーの形を維持したままその指先を左足の指の方へ。 ・左右の骨盤はフロアに対して並行に保つ。 |
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・息を吸いながら上半身を起こす。 |
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・バーを左手に持ち替え、息を吸いながら右手の指先を右足の指先の方に伸ばす。 |
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・息を吐きながら、上半身を左側に倒し、反対側の体側を伸ばしていく。 ・このとき、手はアン・オーへ運んでいく。 |
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・息を吸いながら再び上半身を起こす。 |
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・バーに乗せている右足に対して骨盤が直角になるように体の向きを変える。 ・腕はア・ラ・ス・ゴンドに。 |
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・息を吸いながら、腕を再びアン・オーにする。 |
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・息を吐きながら、アン・オーの形を維持したまま、額をすねに着けるように上半身を前傾させていく。 ・このとき、右膝はしっかりと伸ばし、背筋もなるべくまっすぐに伸ばしていく。 (ハムストリングスのストレッチ) |
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・息を吸いながら再び上半身を起こす。 |
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・息を吐きながら、アン・オーの形を維持したまま、上半身を後ろに倒していく。 ・このとき、右足の膝はしっかりと伸ばし、左手でバーを引っ張らないように注意する。 |
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・手をア・ラ・ス・ゴンドにしながら、再び上半身を起こしてくる。 |
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・バーに乗せている右足が体の後ろに来るように体の向きを変えて、息を吸っていく。 ・このとき、右手は体の前方に来るようにし、左手はアン・オーへ。 |
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・息を吐きながら、左手のアン・オーを維持したまま、上半身を前に倒していく。 |
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・息を吸いながら上半身を起こしてくる。 |
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・息を吐きながら、上半身を後ろに倒していく。 |
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・再び息を吸いながら上半身を起こす。 |
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・上半身を前傾させて、右足をバーから浮かせる。 |
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備考 |
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