プロフィール
         

     

     

     

スタジオエクササイズ - バレエ - センターレッスン

 

ピルエット

 

 

 「旋回」を意味する単語で、動作的には、片足を軸にしてその場で回るパになります。バーを用いてはほとんどやることはないと思いますが、センターのレッスンでは必ずと言ってよいほど出てきます。

 これは全く個人的な意見ですが、たとえばグラン・ジュテやグラン・パ・ド・シャのように大きく飛ぶパをきれいに行おうと思ったら、飛ぶ筋力もそうですが、ハムストリングスの柔軟性がないと両足を前後に大きく開くことは無理なのであきらめざるをえませんが、このピルエットであれば柔軟性や筋力はそれほど要求されず、軸足がしっかりと安定させられれば何とかなりそうなので、「せめてピルエットくらいは!」と1日10分から15分くらいですが、こまめに練習はしているのですが、まだまだ道のりは遠いようです。

 「継続は力なり」を信じ、「きれいに2回転」を目標に続けていきたいと思います。いつになることやら…。

 ピルエットには「外回り(アン・ドゥオール)」と「内回り(アン・ドゥダン)」の2種類があります。たとえば左足を軸とした場合、軸足と反対方向(軸がだから、回り)が「外回り(アン・ドゥオール)」で、同じ方向(軸がだから、回り)が「内回り(アン・ドゥダン)」となり、軸足が右でもそれは変わりません。

 

軸足

アン・ドゥオール

アン・ドゥダン

1

右回り(軸足と反対)

左回り(軸足と同じ)

2

左回り(軸足と反対)

右回り(軸足と同じ)

 それから、私の短い経験の中で、レッスンで「内回り(アン・ドゥダン)」を行う場合は、必ずと言ってよいほどパッセにする足は一度空中で伸ばしています。YouTubeで何とか動画を探してみたのですが、「内回り(アン・ドゥダン)」の方は投稿数が極端に少なく、しかも足を空中で伸ばしたものではありません。よって、下では動画と同じものをイラストとしています。足を伸ばした動画が見つかるようであれば、そちらも解説していきたいと考えています。

 ・ピルエット・アン・ドゥオール

 ・ピルエット・アン・ドゥダン

 

 

ピルエット・アン・ドゥオール≫

1
2
3

4

 

1

プレパレーション

足:第5ポジション 

腕:アン・バー

2
3

足:右足を横へのタンデュ

腕:ア・ラ・スゴンド

4

足:右足を後ろに持っていき左足前の第4ポジションしてドゥミ・プリエ

腕:右手をアン・ナヴァン

 

5
6
7
8

 

5

腕:ア・ラ・スゴンドにして回る準備に入る。

6

体を3の方に向けながら

腕:アン・ナヴァン

左足:膝のバネを用いてルルヴェで体を天井の方に持ち上げていく。

右足:膝のバネを用いてパッセ

体が完全に3に向いた時には足はしっかりとパッセになっているが、顔は1の方に向けたままにしておく。(右足は前のパッセで回る人、後ろのパッセで回る人、または真横につけるひとな色々だと思います。中にはつま先が反対側に出ている人もいます。)

7・8
顔を正面に向けたままさらに回り、左肩がアゴの下に来るあたりで顔をサッと回し、今度は右肩越しに正面に向ける。

 

 

9・10

体が8に向くくらいにはルルヴェの足のかかとをフロアに下ろし、パッセの足もつま先を膝から離し、1に向くときは左足前の第4ポジションにしていく。(このとき、前足の左足はドゥミ・プリエに、後ろに置く右足の膝は伸ばしていく。また、腕はアン・ナヴァンからア・ラ・スゴンドにしていく。

11

順を踏んで練習していく

ピルエットは、いかに軸を安定させるかがポイントとなる。初心者の場合、いきなり1回転の練習から入るのではなく、「パッセで立つ」⇒「1/4回転する」⇒「1/2回転する」と順を踏んで練習していくとよい。「急がば回れ」である。

 

 ・女性が解説をしながら動作

 

 

 ・男性が解説をし、女性が動作。

 

 

【その他の投稿動画】

 @男性が一人で、解説なし、音楽つき

 @バーを利用して

 A女性が音楽に合わせて、解説なし

 B女性が一人で数回転、音楽・解説なし

 Cスーバーピルエット

 

ピルエット・アン・ドゥダン≫

1
2
3

 

4
5
6

7

 

8
9
10

 

 

 

 ・上の動画と比べてしまうと…。

 

備考