四方山話

         

韓国フィットネス紀行/四方山話




カリフォルニア・ワウ アプクジョン店

 私が通ったカリフォルニア・ワウのアプクジョン店について書いてみようと思う。
タイやマレーシアでもそうだったと記憶しているが、「年中無休」というのは「すごい!」といわざるを得ない。日本でちょっとないのではないだろうか。「正月でも身体を動かしたーい。」という他に何のとりえもない私みたいな人間には非常に助かる。
年末近くになって「年末年始、近場でやっているところは…。」とネットで調べる必要もないし、当然、ビジター料金など発生しないので経済的にも助かる。
営業時間は朝6時から夜の12時で、施設の内容は以下のようになる。


【1F】
・ 受付
日本におけるフィットネスクラブの受付と変わらない。会員証を渡して、
本人かどうかをPCで事前に撮られた写真でチェックする。
・ 商談スペース
入会の説明を聞いたり、手続をするスペースで20人前後は座れるようなイスや
ソファが用意されている。
・ オフィス
入会等を担当するスタッフ用のオフィスで、マネジャーなども含めて12、13名
くらいはスタッフがいるようである。

 

【2F】
・ 有酸素系マシン
自転車、ランニングマシンなどの有酸素系のマシンが計138台。もちろん汗を
かきながらTVなどが見られるように12、13台くらいのTVが設置されている。
・ 筋トレマシン
プレート式の筋トレ用のマシンが82台。
・ ストレッチエリア(2箇所)
それぞれ7、8名くらいが利用できるような広さで、数は少ないがマットやボール
などの用具も用意されている。
・ 腹筋台
水平のものや傾斜がつけられるものが計9台。
・ ストレッチ専用マシン
3台置いてあったが、日本では見かけた記憶がない。
・ ネイルサロン
最近、私が通っているフィットネスクラブでも良く見かけるようになった。
余談だが、先日、電車に乗っていて若い女の子の爪が汚れていたので、
「若い子にしてはあまり手入れをしていないのか?」とよくよく見ると、逆で、
カラフルな色を使って花模様になっていた。女の子同士であれば「超かわ
いい!」とか「まあ、すてき!」などとほめ言葉がでるのであろうが、オジサ
ン的にはきれいでもかわいくもなんともないのである。「やっぱり爪や髪の
毛は艶があるのが一番」とオジサンは今の若い子に言いたい!
・ ドリンク販売カウンター
ペットボトルのドリンクはもとより、イチゴやバナナなどのフルーツをミキサーで
ジュースにして販売している。
・ renomaウエア専用ショップ
広さ的には「1坪ショップ」みたいな感じで、主に女性用のシューズやウエア類を
扱っていたように記憶している。
・ サプリメント専用販売カウンター
プロテインやアミノ酸、各種ビタミンなどのサプリメントを販売するカウンターに
なっていて女性が一人常駐していたが、別会社がスペースを間借りしている
ようであった。
・ 託児所
広さ的には10畳から12畳くらいあるであろうか、子供が好みそうな遊具が置いて
あった。帰国後、ネットで調べてみるとホームページには次のような説明が掲載
されている。
「3ヶ月から12歳までの子供を午前10時から午後8時まで預かり、1時間につき
2,000ウォン(約267円)で上限が3時間」
・ ATM
・ PC
3台ほど設置してあり、だれでも自由にインターネットを利用することができる。

 

【3F】
・ スタジオ
ボディコンバット、ボディパンプなどのグループエクササイズ(GX)専用
スタジオ。中央に柱があるが、60人くらいは収容できそうである。
・ バイクスタジオ
スピニング用のバイクが20から30台ほど常設されている。
・ フリーウエイト用マシン
下半身から上半身まで全身満遍なくトレーニングできるように31台のマシンが
揃っている。
・ 筋トレマシン
2Fにあるようなプレート式の筋トレマシンが33台設置。
・ ダンベル用ベンチ
ダンベルも軽いものから重いものまで揃っていて、またダンベルを使ってエク
ササイズをするベンチ台が24台設置されている。
・ ストレッチエリア
5、6名が利用できるほどの広さ。
・ パーソナルトレーナー用カウンター
パーソナルトレーニングの受付をするカウンターで、その横にはパーソナル
トレーナーと打ち合わせができるように、いくつかテーブルとイスが用意され
ている。

 

【4F】
・ ピラティス専用スペース
中には入っていないが、外からピラティス専用のマシンが何台か見ることが
できる。
ここでのピラティスは全て有料のパーソナルレッスンとなっていて、専用の
パーソナルトレーナーの写真が壁に貼られているが、12、13名くらいは在籍
しているようである。
・ ビクラムヨガ専用スペース
「ホットヨガ」とのことで、これもピラティス同様全て有料のパーソナルレッスン。
外から内部の様子は全くうかがえない。
・ 男性用ロッカー
タイやマレーシアとシステムは同じで、タオル等は全て会費に含まれている。
好きなロッカーを選んで、自分で用意した鍵で施錠し、キーは持ち歩かなけれ
ばならない。
ロッカールームの奥にはシャワー、サウナ、ジャグーがあり、それぞれのシャ
ワーのブースにはボディシャンプー、シャンプー、コンディショニングが用意さ
れている。数も十分で並んで順番を待つということは1度もなかった。
ジャグジーだが、ジムの利用者の割には入っている人が少ないなと思ってい
たら、その理由が分かった。これが、かなり「熱い」のである。温度計はなかっ
たが、多分42度以上はあると思われる。つまり、ジャグジーというよりは「熱い
風呂」状態。毎回のように利用していたが、いつも足を入れるたびに「おっしゃ
ー!」と少し気合を入れていた。
また、「VIP」専用のシャワールームがあり、ガラスのドアで仕切られている。
ドアの横にセンサーみたいなものがあり、そのセンサーに「VIP会員」に与えら
れた何かを読み込ませるとドアが開く仕組みになっているようである。外から
ではシャワーのブースがいくつか見えるだけであるが、ネットで調べてみると、
他に専用のサウナ、ジャグジーがあるとのこと。

 

【5F】
・ 女性専用エリア
女性のみがトレーニングできるエリアのようだが、どのような設備があるのか
うかがい知ることはできない。
・ 女性用ロッカー
ホームページを見ると、設備的には男性のものとさほど変わりはないように
思われる。

    以上になるが、日本でもこれほどの設備が整っているフィットネスクラブは、
そうたくさんあるとは思えない。トレーニングの設備としては十分であるが、唯一、
プールがないのが非常に残念である。
「泳ぎ」は非常に苦手なのだが、国内の地元のフィットネスクラブではプール
エリアにはよく行っている。
水中ウォーキングをしたり、週に1回くらいはアクアプログラムを受けているが、
目的は何と言ってもジャグジーとプールサイドのベンチで横になって寝ること。
これがまた気持ちがよいのである。



発行された会員証。国内のフィットネスクラブの会員証と同じプラスチック製のしっかりしたもの。

 


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