ときおり「コンディショニング」という言葉を耳にしますが、これまでは深くその意味を考えたりしたことがありませんでした。

　何となくかっこいい響きがあり、自分で使ってみたりすると、いかにも何かフィットネスに長けているような感覚を与えてくれる言葉なのですが、この項を作成する上で「本当はどういう意味なの？」という当然と言えば当然の疑問が頭をよぎったので、インターネットで調べてみました。

　すると、サイトによって多少の違いはありましたが、おおむね以下のような説明になります。

　「スポーツ選手が、その競技で最高の能力を発揮するために、心身の状態を調整すること」

　うかつには使ってはいけない言葉だと言うことが分かりました。「第一、おれスポーツ選手じゃないし…（ただのフィットネスおやじだし…）」、加えて「競技などやってないし…（スタジオレッスンに出ているだけだし…）」…。

　そして、「心身の状態を調節する」には、当然、トレーニングだけでなく、食事（＝栄養）、睡眠、メンタルケア、病気の予防など、生活することのありとあらゆる物事を「最高の能力を発揮する」ために整えていこうと言うもののようです。

　「最近、不摂生がたたってお腹もでてきちゃってるしな〜」という私にはかなり重い言葉であることが分かってしまいました。まあ、もちろんこの言葉を使っている人が、みんながみんなそこまで総合的に考えて使用しているわけではないでしょうけど…。

　まあ、冗談めいたことはその辺にしておいて、この項のタイトルを「コンディショニング」としましたが、ここでは「コア・コンディショニング」ということでご理解ください。

　ここでは、骨盤、背骨など、体のコアとなる部分を調節するようなスタジオエクササイズを紹介したいと思います。少しでも興味を持っていただき、あなたのフィットネスライフに役に立つようであれば幸いです。

　

　・ストレッチポールを用いたもの

　・フレックスクッションを用いたもの