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スタジオエクササイズ - バレエ - バレエ用語集

 

              《ハ》                      

(pas):「ステップ」を意味します。つまり、バレエで行う動作のことです。

パ・クリュ (pas couru):「走ること」を指す言葉で、グラン・ジュテなどの大きなジャンプを行うための助走として用い、通常は2歩走って、3歩目にジャンプを入れていくようです。 ⇒ YouTube画面張り付けページ

パッセ (passe):「過ぎる・通過した」を意味する言葉で、ルティレのポジション(片足のつま先をもう一方の足の膝につける)を通過するパのことです。 ⇒ 解説ページ

パッセ・パール・テール (passe par terre):「パッセ」は「過ぎる・通過した」、「パール」は「〜を通って」、そして「テール」は「地面」という意味です。動作的には、第1ポジションで立った状態から、足を前後にスイングさせていきます。

バ・ド・シャ (pas de chat):「パ」は「ステップ」を、「シャ」は「猫」を意味します。(chatのhを取るとcat) 想像するに、猫の動きをまねたパだと思うのですが…。 ⇒ 解説ページ

バ・ド・シュバル (pas de cheval):「シュバル」は「馬」という意味で、動作的には、馬が地面を掻くというか蹴るような動きになります。 ⇒ YouTube画面張り付けページ

パ・ド・ドゥ (pas de deux):男女2人での踊りのことのようです。 ⇒ YouTube投稿動画

パ・ド・バスク (pas de basque):「バスク地方のステップ」とのことです。「DICTIONNAIRE バレエ用語辞典」では以下の説明を加えています。

「片足でロン・ドゥ・ジャンブを行い斜めに向きを変えて、他の足をクロワゼに出し最初の足をアッサンブレして終るパ。」 ⇒ YouTube画面張り付けページ

パ・ド・ブーレ (pas de bourree):「ブーレ」には「つながる」と言う意味があるようです。本などには「つなぎのパ」などと紹介されていたりします。 ⇒ YouTube画面張り付けページ

パ・ド・ブーレ・アン・トゥールナン (pas de bourree en tournant):「アン・トゥールナン」「まわりながら」と言う意味で、回りながら行う「パ・ド・ブーレ」になります。 ⇒ YouTube画面張り付けページ

パ・ド・ブーレ・クリュ (pas de bourree coure):「クリュ」は「走る」と言う意味です。「走るように行うパ・ド・ブーレなのかな?」と思っていたのですが、「大人のバレエ〜不思議な魔法&Something Good,は行」のサイトでは以下のように説明しています。

「 ■パ・ド・ブレ・クーリュ(・アン・プルミエール):アン・プルミエールは「1番で」という意味です。1番のポアントで、細かい足踏みで移動します。ただ、実際には、6番で移動することが多いです。 」

バットマン (battement):「打つこと」を意味し、片足を軸とし、もう一方の足を前後左右に蹴りだす動き(パ)。バットマン・タンデュバットマン・フラッペ、またはグラン・バットマンなどのパがあります。

バットマン・グリッセ (battement glisse):「バットマン」は「打つこと」、「グリッセ」は「滑ること」を意味する言葉です。 ⇒ YouTube画面張り付けページ

バットマン・ジュテ (battement jete):「バットマン」は「打つこと」、「ジュテ」は「投げる」という意味で、片足を投げるようにして前、横、後ろへと出していく動作です。 ⇒ YouTube画面張り付けページ

バットマン・タンデュ (battement tendu):「バットマン」は「打つこと」、「タンデュ」は「張る」を意味する言葉です。第1または第5の足のポジションから片足を軸にし、もう一方の足を膝を伸ばしたままフロアの上を滑らせて、ドゥミ・ポアントポアントにして前後左右に足を出し、再び元に戻していくパになります。 ⇒ YouTube画面張り付けページ

バットマン・デガジェ (battement degage)「バットマン」は「打つこと」、「デガジェ」は「解放する、引き離す」を意味する言葉です。動作的にはジュテと同じになるようです。 ⇒ YouTube画面張り付けページ

バットマン・フラッペ (battement frappe):「バットマン」は「打つこと」、「フラッペ」は「たたく、打つ」を意味する言葉です。つま先でフロアを「たたく」または「打つ」ようにして強く足を蹴りだす動作(パ)になり、フラッペと同じ動作だと思われます。 ⇒ YouTube画面張り付けページ

パ・バロテ (pas Ballotte ): 楽天のポータルサイトの「バレエ用語集」で以下のように説明しています。

「 一方の足から他方の足へと重心を移す(パ)通常連続して行われる 」

上記の説明だけではどのようなパなのか全く想像がつきません!

パ・バロネ (pas Ballonné):楽天のポータルサイトの「バレエ用語集」で以下のように説明しています。

「 軸足で踏み切って跳躍し、瞬間的に動作足を45°の角度に伸ばしてから、軸足のク・ドゥ・ピエの位置に収めて着地するパ 」

私には理解不能です!

バランセ (balance):「左右に揺れる」の意味で、左右に揺れるように3拍子のステップを踏むパになります。 ⇒ 解説ページ

パロテ (ballotte):「大人のバレエ〜不思議な魔法&Something Good,は行」のサイトでは以下のように説明しています。

「「前後に揺れる」という意味です。足をあげるバロテには、45度と90度があります。足を前後にア・テール(床についた)に出すバロテもあります。」

パロネ (ballonne):「大人のバレエ〜不思議な魔法&Something Good,は行」のサイトでは以下のように説明しています。

「 「ボールのようにふくらんだ」といういう意味です。片足を蹴り上げながら、片足で踏み切って跳び、踏み切った足のドゥミ・プリエに下り、蹴り上げた足をスュル・ル・ク・ド・ピエにするパのことです。 」

パンシェ (penchee):「傾けた、傾斜した」の意味で、動作的には、上半身を前傾させて足を高く上げたアラベスクになります。(アラベスクだけなのかな?) ⇒ 解説ページ

     《ヒ》      

ピケ (pique):「突き刺す」の意で、「突き刺す」ようにポアントの足をフロアにあてる動作のことです。 ⇒ 解説ページ

ピケ・アンボアテ・アン・トゥールナン ()大人のバレエ〜不思議な魔法&Something Good,は行」のサイトでは以下のように説明しています。また、写真も掲載されていますので、ぜひ見てみてください。

「 ピケ・ターンのアン・ドゥダンとアン・ドゥオールをポワントしたまま半回転ずつします。あげる足は前につけます。 」YouTubeへは上記のタイトルでの投稿動画は見つけることができませんでした。

■ ピケ・スートゥニュ・アン・トゥールナン (pique soutenu en tournant):「大人のバレエ〜不思議な魔法&Something Good,は行」のサイトでは以下のように説明しています。また、写真も掲載されていますので、ぜひ見てみてください。

「 右足でピケする場合は、右足の前に左足を入れて左足前の5番ルルベになり、両足のまま後ろ足の方にターンして、右足前5番になります。グリッサード・アン・トゥールナンとも言います。 」

YouTubeへは上記のタイトルでの投稿動画は見つけることができませんでした。

ピケ・トゥールネ・アン・ドゥダン ():他力本願が続きますが、「大人のバレエ〜不思議な魔法&Something Good,は行」のサイトでは以下のように説明しています。また、写真も掲載されていますので、ぜひ見てみてください。

「 アン・ドゥダンは「内側に」という意味です。左足のドゥミ・プリエ、右足は2番アン・レール(床から離れた状態)のドゥミ・オートゥールから、左足で床を押して右足のポワントに立ち、左足を後ろのラックーシまたはスュル・ル・ク・ド・ピエにして、右に回転し、左足のドゥミ・プリエ、または右足のドゥミ・プリエに下ります。 」

ピケ・ターン (pique turn):  横のタンドュをした足に軸を移し、今まで軸だった足をパッセにして回るパになります。ピルエットと同じように「アン・ドゥダン」と「アン・ドゥオール」があります。

解説ページ

ピルエット (pirouette): 「旋回」を意味し、片足を軸としてその場で回るパ。 ⇒ 解説ページ

ピルエット・ア・ラ・スゴンド (pirouette a la seconde):軸足でない方の足はルティレでなく、まっすぐ伸ばして行うピルエットになります。 ⇒ YouTube画面張り付けページ

ピルエット・アン・ドゥオール (pirouette en dehors): 外回りのピルエットのことです。

  ⇒ 解説ページ

ピルエット・アン・ドゥダン (pirouette en dedans): 内回りのピルエットのことです。

 ⇒ 解説ページ

           《フ》                  

ファイイ (failli): 「そむく」という言う意味で、ジャンプしながら体の向きを変えるパになります。  ⇒ 解説ページ

フェッテ (fouette):ちょっと調べてみました。

・「むち打つ」の意味。片足でたたくような動きを伴うパの総称

 (「ティアラといっしょ!やさしいバレエ」新書館)

・「鞭打つ」の意。片足で立ち上げた足の位置を保って体の向きを変えるパ。

・鞭打つの意。片足をムチで打ち叩くような動きのパ(ミィバレエスタジオ、みるみるバレエ用語

・「鞭打つ」という意味です。黒鳥のグラン・パ・ド・ドゥのコーダや『ドン・キホーテ』第3幕のグラン・パ・ド・ドゥのコーダなどの32回転フェッテは「グラン・フェッテ・ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・トゥールナン」と言います。(大人のバレエ〜不思議な魔法&Something good バレエ用語/は行

 「パの総称」のようなので、ある特定のパを指したものではないと思われますが、上の説明だけでは今一つピンときませんので、YouTubeを物色してみました。 ⇒ YouTube動画張り付けページ

フェッテ・アン・トゥールナン (fouette en tournant):「フェッテ」は「ムチを打つ」、「アン・トゥールナン」は「回りながら」を意味します。動作的には、いわゆるフェッテでターンをするものと同じだと思われます。 

YouTube動画張り付けページ

フォンデュ (fondu):「溶ける」という意味の言葉で、どのようなパなのかは少し調べてみました。

・「解ける」の意。片足をドゥミ・プリエ、もう一方の足をスゥル・ル・ク・ド・ピエにしてから、ドゥミ・プリエの足を伸ばしながらスゥル・ル・ク・ド・ピエの足を前・後ろ・横に伸ばしてから元に戻すパ。

(「ティアラといっしょ!やさしいバレエ」新書館)

・「溶けた。柔らかくなった」という意味です。プリエにした足を、片方は前・横・後ろにあげて伸ばすと同時に、軸足も伸ばすという動きです。(大人のバレエ〜不思議な魔法&Something good バレエ用語/は行

・溶けた、やわらかくなったの意。溶けるような柔らかな動き(出典???)

フォンデュ……溶けるという意味。片足を曲げ、状態を静かに下げていく動き(ミィバレエスタジオ、みるみるバレエ用語

 どうもパの方は、流派の違いなのか、メソッド?の違いなのか分かりませんが、いくつかあるようです。

 ⇒ YouTube動画張り付けページ

プティ (petit):「小さい」を意味し、以下にあるように、パの名称の前に付くようです。

プティ・アレグロ (petit allegro):「プティ」は「小さい」、「アレグロ」は音楽用語で「急速なテンポで」を意味するようで、動作的には小さなジャンプのパをテンポよく行うことを指すようです。 

YouTube動画張り付けページ

プティ・バットマン (petit battement):「プティ」は「小さい」、「バットマン」は「打つこと」をいみする言葉で、動作的には、一方の足のつま先をもう一方のくるぶしから膝にかけて細かく打ちつけるもののようです。 ⇒ YouTube動画張り付けページ

フラッペ (frappe):「たたく、打つ」という意味で、つま先でフロアを「たたく」または「打つ」ようにして強く足を蹴りだす動作(パ)。 ⇒ 解説ページ

ブラ・バ (bras bas):ちょっと調べてみました。楽天のポータルサイトの「バレエ用語集」で以下のように説明しています。

「 腕を下ろす。ほかの腕のポジションの基となる形。また、練習の中で腕を休めるポジションでもある。 」

最初、右の状態を言うのかと思っていたのですが、海外のサイトでの写真付きの解説を見てみたところ、アン・バーになっています。しかし、練習中ずっとアン・バーにしているのもちょっと辛いような気がしないでもないのですが…。

プリエ (plie):「折りたたむ」の意味で、立った状態から片方または両方の膝をを曲げて腰をフロアに落としていく動作のこと。ドゥミ・プリエグラン・プリエの2種類があります。 ⇒ 解説ページ

ブリゼ (brise):「割る、壊す」と言う意味の言葉のようで、動作的には、片足でジャンプして、空中で第5ポジションにして足を打ち合わせ、そして前後を入れ替えた第5ポジションで着地をするパのようです。

YouTube動画張り付けページ

プリゼ・フェルメ (brise ferme):「ブリゼ」は「割る、壊す」、そして「フェルメ」には「閉じた」と言う意味があるようです。楽天のポータルサイトの「バレエ用語集」で以下のように説明しています。

「 動作足を滑らせながら、軸足をドゥミ・プリエしたあと、跳躍し空中ですばやく両脚を打ちつけて、入れ替えて着地するパ 」

YouTubeへの投稿動画を探すことはできませんでした。

フリック・フラック (flik flak):「大人のバレエ〜不思議な魔法&Something Good,は行」のサイトでは以下のように説明しています。

「もともとは擬声語で鞭などで続けてたたく音などを表す言葉です。途中、床をたたきながら、低い2番アン・レールスュル・ル・ク・ドゥ・ピエの間を往復するパのことです。」

経験の少ない私にはどのようなパなのかちょっと想像がつきません。また、YouTubeへの投稿動画でも探すことができませんでした。ちなみに体操では、この「フリック・フラック」はバク転のことを言うようです。

フル・ポアント ():「トウ・シューズのつま先で立つこと」を指すようです。

フレックス (flex):足の形の一つで、足首を90°くらいに曲げた形。 ⇒ 解説ページ 

プレパラシオン (preparation): = プレパレーション

プレパレーション (preparation):=「準備、プレパレーション」と言う意味で、踊り始める前にポーズを取ることを表します。クラウチングスタートの短距離走のでいうと、走り出す前に、地面に両腕の指、両足はドゥミ・プリエになるのかな?まあ、とりあえず足をつけた走り出す前の構えということになる。私が受けているレッスンでは、「プレパレーション」と言うことの方が多いと思いますが、その時にモジモジしようものなら「一度プレバレーションに入ったら動いちゃダメ!」ということになります。

プロムナード (promenade):「散歩」を表す言葉で、動作的には、片足を上げたままゆっくりと回るパのようです。

例:アラベスク・アン・プロムナードアラベスクの形を保持しながら、軸足をフロアにつけたまま回っていきます) 

YouTube投稿動画

《ヘ》

ペアテ (pied à terre):どうも「ピエ・ア・テール」の誤った発音のようです。1回ずつルティレの足をア・テール(フロアにつけて)にして行うピルエットのことです。=タン・フェッテリエゾン・ドゥ・ピルエット

さちおさんから掲示板への書き込みがありました。(2010.10.16)

「ペアテ」については、「バレエ用語集」(クララ編集)にならって、僕もこれを「ピエ・ア・テール」(pied a terre) が訛ったものだと思っていました。でも、ブログを書いているバレエ教師である「きよ先生」から、これはどうやらロシア語の「ピヤートゥイ」(第五番目、五番)という単語から来たらしい、ということを教わりました。ロシア語では「5」(五)という数詞を「ピャーッチ」と言いますが、「第五番」(5番)は「ピャートゥイ」と言います。そしてこの「5番」は、日本人の耳には「ペアテ」と聞こえても不思議はないのです。ちなみに、これを「フェアテ」と読んでいる日本人バレエ教師もたくさんいるそうです。なお、子のパが「5番」という意味のロシア語で呼ばれているのは、もちろん、このパにおいて何度も5番のポジションが出てくるからですよね。
さらに詳しいことを言うと、このロシア語の「ピャートゥイ」(5番、第5)という単語は、пятый というふうに綴られます。

《ホ》

ポアント (pointe):「先端」とか「つま先」、あるいは「トウ・シューズ」を表す言葉。YouTubeへの投稿動画を見ていると、私たちが「トウ・シューズ」と言っているものは、英語では「ポアント(又はポイント)・シューズ」と呼んでいることが多いです。ちなみに「バレエ・シューズ」は、同じように呼ぶこともありますが、「ballet slippers」のように「シューズ」ではなく「スリッパー」と呼んでいることもあります。)

解説ページ 

さちおさんから掲示板への書き込みがありました。(2010.10.16)

pointe(ポワント):これは、「先端、先」という意味の名詞。この名詞を使って "sur les pointes" という副詞句がありますが、これは英語に直訳すると "on the points" ということですが、「つま先で立っている」という状態ですね。

ポジション (position):いわゆる足のポジションのことです。楽天のポータルサイトの「バレエ用語集」で以下のように説明しています。

「 5つの基本的ポジションは、両足を床に置いて行われる。2つの新しいポジション6、7番はクラシカル・バレエでは行われない。 」

7番とは…?

ポール・ド・ブラ (Port de Bras):「ポール」が「運搬」、「ブラ」が「腕」という意味で、「ある腕のポジションから別のポジションへ腕を運ぶこと」を意味するようです。 ⇒ 解説ページ