プロフィール
        
「スタジオエクササイズ」-「エアロビクスダンス」

 

 

 

 

 

 私がエアロビクスダンス(以降エアロ)のレッスンを初めて受けたのは今から12年ほど前になります。
その当時通っていたフィットネスクラブは、スタジオと筋トレやバイクやランニングなどの有酸素系のマシンが同じフロアにありました。
スタジオは2面がガラス張りだったので、中でどのようなことをやっているかは外からでもよく見ることはできたのですが、その当時は、そもそも「エアロなんて女性がやるものだ!」と思っていたくらいだったので、ほとんど気に留めることはありませんでした。
ある日、ウエイトトレーニングやランニングマシンにも飽きてきたので「たまには気分転換にでも」とスタジオの中に入ってみたのです。
午前中のクラスで記憶は定かではないのですが、一番下よりも1つ上くらいのクラスだったような気がします。結果は惨憺たるものでした。
初めてなのだから動きがスムーズにできないのは致し方がないとしても、みんなが右に移動するところを左に移動したり、前に行くところを後ろに行ったりとぶつかりそうになることも何回かあり、しまいには「危ないわよ!」と注意されてしまう始末です。
レッスンが終わりスタジオの外に出た時にはすっかり落ち込んでいました。通常ならばトレーニングで気持ちよく汗をかいた後は、フィットネスクラブの大きな湯船につかって「きょうも頑張ったな。」となるところですが、とてもそんな気持ちにはなれず「なんでこんなにできないのだろう?」という思いが一層強くなり、しばらくはそのことが頭から離れませんでした。
  「俺には向いていない!」とあきらめてもよかったのですが、「悔しさ」が出てきて「きれいにできなくてもいいから、みんなと同じ方向に動けるまでは…」と何とか踏みとどまりました。
週に1回のペースですが、最初に受けたクラスを毎週欠かさず受けると、2,3カ月もするとステップタッチ、Vステップ、グレープバインなどの基本的な動きは、まだまだ「スムーズに」とは程遠いですが、大きな流れだけは踏み外すことなくついていけるようになっていました。
そうなってくると「別のクラスも受けてみようかな?」という欲が出てきて、1年も経つと、週に3本から4本はレッスンを受けるようになっていました。
受け始めて2年近くたった時のことでした。フィットネスクラブのスタッフから「受けている顔が真剣すぎて、ちょっと怖いくらいですよ!」と言われてしまったのです。それまでは自分がどのような表情でレッスンを受けているかなんて考えてもみませんでした。
スタジオの前面に鏡が一面に張ってあるのですから、その気になればいくらでも自分の表情というのは確認ができるのですが、いつもインストラクターに動きを追いかけて、そのようなことすら全く考え付かなかったのです。2年近くたってだいぶん動きには慣れてきても、まだまだ余裕がなかったのだと思います。 
  さて、本当の意味でレッスンが楽しめるようになるまでにさらに2年が必要でした。つまり、最初にレッスンを受けてから4年経ってのことです。このころになると楽しそうにレッスンを受けている自分の姿を鏡の中に確認できるようになったのです。
そうなってくると楽しくて仕方がありません。マシンやフリーウエイトを使った筋トレなども並行して行ってはいましたが、筋トレなどは考え事があると途中で動きが止まってしまいますが、エアロは違います。
もちろん、グループレッスンということも大きいのですが、頭の中にモヤモヤしたものがあっても、音楽がかかりステップを踏み始めると頭の中をからっぽにして集中することができます。
こうなると「はまってしまった」状態です。毎日1クラスは受けていましたし、スケジュールの関係で受けられないと何となくスッキリしないのです。
また、無表情でレッスンを受けている人を見ると「楽しくないのかな?楽しいのなら、さあ、笑って笑って!」などと心の中で呟いている次第です。
私は民族学者や歴史学者ではありませんが、文字を持たない民族が過去にあっても「踊り」のない民族なんていないような気がします。過去も現在もどの民族も歌に合わせたり、楽器が奏でる音楽に合わせて踊りを楽しんでいるはずです。(間違っていたら御免なさい。)少し大げさですが、「踊る」という行為は私たちの遺伝子に組み込まれているような気がしてなりません。
みなさんも、その眠っている「踊り」の遺伝子をぜひ目覚めさせてください。楽しいですよ!

 

 

 特にレッスンのために用意するものなど何もありません。動きやすい服装と汗を拭きとるタオルがあれば十分です。通常、スタジオの近くに冷水器があると思いますが、できればペットボトルの飲料を手元に用意しておくといいかもしれません。
あとは、シューズ。ダンス系のレッスンは前後に動くことが多いですからしっかりしたものを履く越したことはありません。
ジャンプ系の動作が多いと、膝に負担がかかってきますので、なるべく衝撃を吸収できる靴を選びたいです。
また、まったく初めてレッスンを受ける場合は、やはり初級のクラスから受けることをお勧めします。まずは基本的なステップをしっかりと覚えてから、徐々にレベルアップをした方が良いような気がします。
別にいきなり上級のクラスを受けたからと言って悪いわけではありませんが、普通は全くついていけないはずです。「エアロは難しくて、自分には無理!」となってしまうのがおちなので、簡単なクラスから始めてください。
それぞれのステップを覚えていくのは「慣れ」以外の何物でもありません。早い遅いの個人差はありますが、受けているうちに体が少しずつ覚えていきますので、焦らず時間をかけてください。
同じレベルのクラスでもインストラクターによって内容は違ってきます。同じステップでも手の動かし方が違ってきたりするものです。特に上級のクラスになるとそれは顕著になってきます。
何年も受けて、そこそこ自身がついてきても、今まで1度も受けたことがないインストラクターの上のクラスを受けて、全くついていけなかったことも何回も経験しています。
手と足が合わない、ステップとステップを組み合わせるコンビネーションが長くて覚えられないなど理由は様々ですが、そういうのもよい刺激となります。(結構落ち込みますが…)
  別に仕事ではないのですから、お気に入りのインストラクターのレッスンだけを受けるのもよし、いろいろなインストラクターのレッスンに挑戦してみるのもよし、あなた次第です。
さあ、音楽に合わせて気持ち良い汗を流していきましょう!

 

・ここ数年ずっと履い

 ています。

 

  レッスンでよく出てくる基本的なステップを、イラストと動画を使って説明してみました。また、動画に関しては、もともとインストラクターであったわけではなく、そしてここ3、4年はエアロのクラスをほとんど受けていないので、「これが模範的な動きです」というレベルのものでは決してなく、イラストだけではどのような動きなのかはなかなか伝えにくいので、その補助的なものです。その点はご理解ください。

 

ア行
1
3
2
4
カ行
1
4
2
5
3
6
サ行
1
11
2
12
3
13
4
14
5
15
6
16
7
17
8
18
9
19
10
 
タ行
1
7
2
8
3
9
4
10
5
11
6
ナ行
1
3
2
ハ行
1
11
2
12
3
13
4
14
5
15
6
16
7
17
8
18
9
19
10
20
マ行
1
3
2
ラ行
1
3
2
4