ステップ台を登ったり降りたりする昇降運動になります。同じエアロビクスでも、エアロビクスダンスのように大きく前後左右に動くことはありませんが、台に登り降りする動作は大腿部の大きな筋肉を使うので30分ほどの短いクラスでも結構汗がでてきます。　
また、エアロビクスダンスのように飛んだり跳ねたりする動作が少ないので 膝にも優しいと言われています。
台の高さもそれぞれのレベルに合 わせて変えられ、運動強度を調節することが可能です。台の大きさに慣れるまでは少し時間がかかるかもしれませんが、慣れてきたら音楽にあわせて軽快にステップを踏むことを楽しんでください。
私がエアロビクスダンスを始めた12年ほど前からスタジオレッスンの中には組み込まれていて、エアロビクスダンス同様、まだまだ根強いファンがたくさんいます。
ぜひあなたもステップ台を手に取りスタジオのフロアの上に置いてみてください。当然最初はぎこちない動きでしょうが、動きなどは慣れ以外の何物でもありません。ステップ台を踏んでいるうちに体が覚えていきます。
ステップ台を乗り降りする運動はエアロビクスダンスにはない楽しみがあります。さあ、シューズの紐がしっかり結ばれているのを確認したら、まず最初の一歩をステップ台の上に乗せてみましょう！　

　ステップのクラスを受けるからと言って特別に準備しなければならないことはありません。エアロビクスダンスや格闘技系のクラス同様、動きやすい服装で、手元に水分補給用のドリンクは用意しておいた方がよいでしょう。　
ステップ台の昇降運動が中心となりますから、シューズの紐だけはしっかりと結ばれているかどうか、確認しましょう。ひもが緩んでいると踏んでしまって転倒する危険性はかなりあります。過去に一度「大ゴケ」してしまってメチャクチャ恥ずかしい思いをしたことがあります。

　レッスンを受けるにあたって基本的なことを少し説明していきます。ステップ台の昇降運動をするにあたっての基本的な事項になりますので、参考になるようであれば幸いです。　
ただ、個人差が必ずありますので、最終的にはどの形がやりやすいかはそれぞれの判断で決めてください。

　私の知っている限り、ステップ台は以下の2種類になります。それぞれ高さの調節が可能です。
《本体と高さを調整する台が完全に分離したもの》
ベースとなる台の下に高さを調節する足を左右に置いていくタイプで、昔からあるのステップ台になります。下に置く足の数で高さの調整をしていくのですが、足がしっかりと台の四隅にはまっていない場合はぐらついたりしますので注意してください。

足をつけていない一番低い高さ	足を1つつけたもの	足を2つつけたもの

　《本体と高さを調整する台が半一体型のもの》
高さを調節する部分が台に組み込まれているもので、その部分を取り外し、台への付け方を変えることによって高さを3段階まで調節することが可能です。

一番低い高さ	真ん中の高さ	一番高い高さ

　ステップ台にステップを踏む上で、台と自分との距離はとても大切になってきます。個人差が非常にありますので、こうでなければいけないということはありません。よくインストラクターは「だいたい一足分くらい開けて」と言うのを耳にします。それが大まかな目安にはなるとは思います。
今回、このホームページの作成にあたって自分がステップを踏むところをビデオに撮り見てみたのですが、私の場合は一足半くらい開けているようです。
ある程度踏み慣れてくれば、意識しなくても自分なりの距離というのができてくるはずです。

一足分の距離	約一足半の距離	半足分もないもの
		明らかに台までの距離が近すぎるので、ステップをしたときにつま先が台に当たりつまずく危険性が大きいです。

　ステップ台の上での足の位置というのは「なるべく中央で、足がはみ出ないように」というのが基本中の基本です。足が大きくはみ出てしまうと、踏み外してしまい転倒する原因となりますので、注意してください。　　　

台の中央部に置いた正しい例	つま先がはみ出たもの	かかとがはみ出たもの

・ここ数年ずっと履い　　　・ご自宅での練習に

　ています。　　　　　　　　いかがですか。

　レッスンでよく出てくる基本的なステップを、イラストと動画を使って説明してみました。動画に関しては、「これが模範的な動きです」というレベルのものでは決してなく、イラストだけではどのような動きなのかはなかなか伝えにくいので、その補助的なものです。その点はご理解ください。